始まりと終わり

まずは始まり

ブログを始めました

それが始まり

終わりは
蒼穹のファフナーが終わってしまったこと…

約15年前に始まって、そして終わりに
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何十のシーズンでもなく

5年の間を開けて、過去編、映画や第2シーズン
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そして

3期OVA
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限定的な映画館での3話上映

さらに半年、一年ごとに上映

長く長く待ち
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そして
今回の上映
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観てきました







宇宙から来た未知の生命体「フェストゥム」と人型決戦兵器「ファフナー」に乗って戦う島の子供たちを描いた作品
よくあるロボット作品の流れなんだけれど、ほかと違う点は精神的リスクを伴う点と言える。

フェストゥムからの精神攻撃や戦うための兵器「ファフナー」からの精神や肉体的に蝕まれること
これらが、この作品をただのロボット作品や思春期の子供をさらに面白さを高めている。

ロボット作品にはあるあるの通常兵器があまり効かない上にフェストゥムからの読心能力による同化や黒い球体状による空間歪曲攻撃に対抗するため、ファフナーが開発された。
ただ精神攻撃「同化や読心のこと」を防ぐために開発されたファフナーに乗れるのは遺伝的に操作された子供だけ、さらにこの作品ならではの特別な管制システム「ジークフリード」(これも遺伝的操作された人のみ)や機体と同化する変性意識がこの作品をさらに盛り上げている点である。

第1期は、思春期の子供たちの葛藤やフェストゥムや自分たちの兵器ファフナーに対する恐怖に抗い、友人の死や新たな力を経て敵中枢を破壊する。
しかし、主人公の一騎は両目の視力を無くし、友人「総士」はフェストゥムに攫われたままというもどかしい終わりだった。


一年後
過去編のRIGHT OF LEFT
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「L計画」
隠れて生き延びていた竜宮島は、まだ戦うための力ができていないため島の左翼(L)区画を周回させる陽動計画をする話

タイトルからも「左(去り行く者)の権利」
8人の子供とジークフリード内臓という旧タイプの4機は同化・大破そして死。まだ未熟な子供たちからは戦闘や機体と死の恐怖に戦いながら、敵の読心能力対策に島の航路もわからない。生きて島に帰れるのか?ただ死ぬしかないのかという不安になってる

本編前の技術や情報の足りなさを描いた、過去編・・・お通夜状態だ





5年後
劇場版「HEAVEN AND EARTH」
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第1期から2年後、世界ではまだ人類とフェストゥムが争っていた。
それでも島は穏やかな日々を過ごしていた。そんな中フェストゥムの中でも変化が起きた、人類兵器を模倣したエウロス型が突如島に出現、苦戦。そしてフェストゥムが模造した少年「来主操」。

この話のいいところ、死者0を記録した唯一のシリーズ。
新たなパイロットとして後輩4人の登場、そしてそれを支える一騎達。全盲となっても一流コックとしてやっている一騎は、フェストゥムの来主が来ても、ミールに従うだけではなく教えることを求める。友人「総士」の復活と一騎の視覚の全快は、作品の終わりを感じ気持ちよかった。





さらに5年後
第3期、「EXODUS」
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さらに強くなったフェストゥムに苦戦する人類は、交戦規定アルファ「殲滅最優先の無差別攻撃」を行使する。そんな中フェストゥムに守られた生き延びた民間少女「エメリー」とミールの欠片の登場から始まる。

劇場版で完結と思ったが、さらに始まるという喜びにただ嬉しかった。
総士の語りこれは過去編にも劇場版にも、登場しているので違和感が無く自然と溶け込んだのは製作側のすごいところと思った。
物語は、第1期で破壊したミールの欠片と新たに来るミールを巡る物語となっている。
敵意を持つアザゼル型や、劇場版の来主のミールも欠片の一部である。さらに人類に共生関係築いているアショーカ、それに選ばれた人類「エスペラント」のエメリーがやって来ることから戦いにが始まる。

島で唯一自然受精し誕生した「人類最高のエスペラント」の幼女「美羽」と新たなミールの対話するため、アショーカへと派遣されるが、フェストゥム根絶を願う人類最高部の邪魔が入り、戦場と化すそこに一騎と総士の二人が、ザルヴァートルモデル「ザインとニヒト」による同化された人間やアザゼルロードランナー「翁の顔をしたケンタウロス」を退かすなど救済する力「ロボット作品ならではの、圧倒的な戦闘シーンはたまらない」。

島に残った島民にもアザゼル型ウォーカー「細身の超大型〇人」に対抗するため島の力SDPやマスター型エレメントとして復活した甲洋により退けるもアショーカの新たな土地を目指して移動する。「機体第一期のモデルなの苦戦するアザゼル型に対抗できたのは、エレメントの力に関心」、しかし人類の暴走は止まらず暗殺・襲撃、さらにもう一つの島「海神島」から虐殺、占領、略奪したコアを使ったアザゼル型ベイグランドによるフェストゥムの悪用。しかし利用していたコアが憎しみに囚われ反逆に合う。奪われたザルヴァートルモデル「レゾン「光」」は襲ってきたアザゼルクローラー「巨大なゾウ」を一撃で倒し同化する。

そんな中新天地として海神島に到着したが、憎しみのコアに同化された凶暴なウォーカーやクローラーそしてレゾンの襲撃と新たな純粋ミール「アルタイル」が島に現れる。しかし対話をする美羽は幼いため、島を冬眠させ海神島に避難する。
タイトルからも「移住」を意味した内容だ。


そして第3期OVA
「THE BEYOND」
劇場のみで半年置きで公開していたが、コロナの影響で途中から1年置きでの公開・・・長いな
島への帰還とミールとの対話を目的にそれを阻み手に入れようとする憎しみのコア「マレスペロ」と寝返ったエスペラントのマリスの攻防の内容が今回最終回を迎えた。



最近エヴァも最終回をして、すべてを終わらせたけど

ファフナーの終わりはまだこれからも、続編の可能性を感じさせてくれる終わらせ方だったと、私は思う。