ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

あらすじは、主人公が運ぶ輸送中の動物が逃げてしまったので、追うそのような始まりなんだけど、輸送方法が魔法で改造したスーツケースに入れて、移動する。移動中にもスーツケースはガタンゴトンと揺れる。こんな甘そうなセキュリティでは、逃げてくださいと言わんばかり、締めすぎると動物愛護協会に指摘されるのかな?そして、カバンが入れ替わるや、逃げた動物の卵が孵るのではないか、さらに金庫にまで逃げてしまうと、強盗に間違えられる。もう最初の段階でハチャメチャに逃げる。

その頃、外では女性が何やら演説中。こいつは魔法使いとノーマジ「普通の人」の混ざりを嫌う人か?と思いながら見ていると、その人の方に飛んできてしまった。女性は気分を害されたのか、正義感なのか主人公たちを拘束、そして議会へ連行。捜査本部に行くと、女性は犯罪集団と戦う闇祓いだった。しかし、捜査本部に連れてかれたが、スーツケースは他人のものだったため釈放される。本当のカバンはノーマジのジェイコブの元にあった。しかし、カバンの中にいた生物が逃げてしまう。とりあえず、ジェイコブとカバンを見つけて見張るために妹とともにクラスアパートへ。

 

ジェイコブと妹のクイニーはお互いに惹かれ合うようになる。しかしそれは魔法使いとノーマジには禁じられた恋であった。男ふたりになるとジェイコブをカバンの中に入れる。そこは毒を持った大きな鳥、触手が沢山の馬、葉っぱみたいな動物。蛇、紅葉した葉のコウモリ、タコの馬、そして、影の塊のオブスキュラスなどを説明して、逃げた動物たちを探すのを手伝ってもらうことに。

 

2匹を捕獲しカバンの中へ入り込むと女性が持ち去り、魔法議会に渡してしまう。役人は動物が議員殺しを行ったと信じて皆を逮捕する。スーツケースを壊して最近の記憶を魔法で忘却させると決めた。頑固な長官は、このオブスキュラスは自然にいれば無害、しかし保持は有害と主人公たちに即刻死刑を宣告されるが、クイニーやジェイコブのお陰で脱出に成功。4人は逃げた生き物の最後の1匹を見つけ、ティーポットに封じ込めた。

 

一方、長官は虐待的な母親から逃がしてやると持ちかけるかわりに少年にオブスキュラスの宿主の子供を見つけさせようとし、幼い子供「妹」が謎の破壊活動との関連を信じていたが、少年が母親と妹以外の全員を殺した。そして自身がオブスキュラスのホストだということがわかる。怒りにかられてオブスキュラスを街に放つ。

 

ニュートが地下鉄のトンネルに隠れているのを見つけるが、長官に襲撃される。落ち着かせようと説得する。落ち着いて人間の姿になりそうになるが、闇祓いたちが処刑させねばならないと決め分解されるが、小さなかけらが逃げおおせる。長官は議会と決別を図るも彼の正体がグリンデルバルと分かるとニュートに拘束され闇祓いたちの監視下におかれる。

人々全員の最近の記憶を消せる薬を「サンダーバード」を使って町中に雨として降らせ、破壊されたものを修復する。記憶がなくなるので、キスして別れを告げる。本が書き終わったらまた戻ってきて再訪すると約束する。

 

原作は、ハリーポッターで有名なハリーポッターシリーズを書いた、J・K・ローリング。相変わらず、技みたいな名前(笑)。個人的な、映画内容の感想は、やはり子供向けのあっさり感、物足りない感を残す作品でした。動物との戦闘シーンは迫力が欲しかったし、女子部屋のハラハラ感もあっては・・・っとちょっといやらしいか(笑)

 

 主人公はレ・ミゼラブルで、革命を起こしながら、紛争の中救われてコレットと結ばれる役を演じたエディ・レッドメイン。吹き替え版の声優さんは、まもうでお馴染みの宮野真守


監督:デヴィッド・イェーツ

原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them

上映時間:133分

公開:2016

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