借りぐらしのアリエッティ

今回は、スタジオジブリ作、借りぐらしのアリエッティについて、この作品は公開する前まで、すごく気になっていた作品です。ヒロインのアリエッティの女の子も可愛いし、借りぐらしってのなんなのかって気になっていました。声優さんはアリエッティ志田未来。翔は、神木隆之介

 

少年の翔がおばあさんの運転する車に乗って静かなこの屋敷へやってくる。屋敷を見ていた翔は、草木から小さな小人の女の子が降りるのを見た。少年はおばあさんに呼ばれて去っていく。そして女の子のアリエッティは、草を全速で床下換気口に走る。するとジブリ作品でお馴染みのポッチャリ猫が襲いかかるが、逃げ込む。そして床下に設けられたレンガの家の中に帰る。そしてお母さん、お父さんが登場する。実はその夜は小人にとって重要な狩り(借り)を初めてする日だった。初めての人間の暮らす部屋や狩りのための器具の凄さ、そして楽しくなっている最中に翔に見つかり、戦利品の角砂糖も逃げる時にうっかり取り落としてしまう。一度翔の出方をみることにした父と彼女だったが、翔は小人との接触を試みるようになる。

翔は、昨日落とした角砂糖と手紙を持って床下換気口に角砂糖を置いていく。これに対しアリエッティは独断で動き網戸越しに、家族の安全のため、自分達小人と関わらないよう頼む。そこへイタズラ者のカラスが乱入して、この騒動で家政婦のハルは翔を怪しむようになる。夜、翔は部屋の寝室にあるドールハウスは翔の曽祖父がこの屋敷に住んでいる小人達への贈り物として造らせた物だと知る。

一方引越し先を探しに行っていたポッドはスピラーの助けにより無事帰り、スピラーから引越し先のアテやアリエッティ達以外にも小人達が無事でいるとの報せを得る。ポッドは、生き延びるために家人に見つかったこの家から去る決意を語る。その時彼女らの家は揺れ、歪み、見慣れたキッチンは剥がれ、換わりにドールハウスのキッチンが降って来た。全て翔の善意によるものだったが結果として引越しは確定的となってしまう。

別れを告げるため、庭で休む翔の前に隠れることなく現れたアリエッティ。そんな彼女に憎まれ口を叩いてしまう翔だったが、守りたかったがための自分の行いが結果として彼女の住処を壊してしまったことを詫びて、心臓の病を告げる。その時、翔の動向を窺っていたハルはついに小人の住処を発見し、アリエッティの母を誘拐すると、瓶の中に閉じ込め、部屋に戻った翔を閉じ込めてしまう。そこへ現れたアリエッティからいなくなったことを告げられる。悲しむアリエッティに、探すことを提案する。部屋から脱出して台所で救出することに成功する。その日の夜、アリエッティと両親はスピラーとの待ち合わせ場所である川へ向かう。明け方、飼い猫の知らせでアリエッティが川にいることを知った翔は、川へと急ぐ。一方、ようやく川に到着したアリエッティ達は、スピラーと共にやかんに荷物を積み始める。そしてアリエッティは、そこへ現れた翔に別れを告げると、引っ越し先を目指して川を下っていった。

 

最初の感想は、カオスだな・・・怖いなぁと思った。ネガティブ思考ですみません。

それは、アリエッティたちの暮らしに感情移入をしてしまったからだ、だってあのあと用水路の川を下っても、すぐ関留めの横矢板風のコンクリプレートが積まれているのを見たら、移動が大変。そして虫たちと同じ大きさ、タヌキやネコは恐竜並み、人間は〇撃の巨人の超大型並み。全然ハッピーエンドには思えないよ。それに時が経つにつれて、両親がなくなって、他の人がいてもほとんどしょうがなく、結婚する。それに、生まれてきた子供たちも、なんだか現実が暗そうって思うし、少年の翔も、死んでしまうのではと思う、後々考えると悲しい作品だと思いました。

ただ、ぽちゃネコは、ジブリ作品には、必須キャラだなと思った、私


監督:米林宏昌

原作:メアリー・ノートン床下の小人たち

公開:2010

上映時間:94分

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