キャリー

きゃりーぱみゅぱみゅじゃないよ!
原宿やらまつ毛やらUFOとか歌っている女の子じゃないよ。

「キャリー」1976年に公開された作品を、また最近13年になってリメイクされた作品です。

表紙を飾る女の子を見ていると、明らかに怖そうな、作品ですが

 

内容は全然ホラーじゃないです!

 

 

ベイツ・ハイスクールに通う女子高生・キャリーは、気弱で内気な性格と冴えない容姿から、いつもクラスメイトたちからいじめを受けていた。ある日の体育の授業後、彼女はシャワーを浴びている最中に初潮を経験する。

狂信的なキリスト教信者である母からは月経についての話を何も聞かされていなかった彼女はパニックを起こす。それを見たクラスメイトたちはキャリーをはやし立て、ナプキンを彼女に投げつける。しかしその場は女性体育教師によって収拾がつけられた。後日いじめたクラスメイトたちを体育館に呼び出し、「プロムパーティーの参加禁止、それが嫌なら毎日居残りで体育授業」と言う課題を突きつける。渋々同意する彼女たちだったが、その中の一人であるクリスは過酷な授業に耐えかねて逃げ出してしまう。

その後、キャリーをいじめた罪滅ぼしとして、スーは恋人であるトミーに、キャリーをプロムパーティーに呼ぶように頼む。図書館でトミーの誘いを受けたキャリーは、からかわれたと思い込み逃げ去ってしまう。トミーはめげずにキャリーの家まで訪ね、彼女をパーティーに誘う。怯えながらもキャリーは遂にトミーの誘いを受ける。

一方、キャリーのせいで自分がパーティーに出られないと逆恨みするクリスは、恋人のビリーと共に恐ろしい悪戯をする。それは養豚場で豚を撲殺し、その血を抜き取って立ち去った。

プロムパーティー当日。母親の反対を押し切り、自作のドレスでやってきたキャリー。喜びと不安の気持ちが入り混じる彼女を、トミーは優しく励ます。自分に自信を持った二人は、パーティーのベストカップルに選ばれた。今までに無い幸せを感じながら、ゆっくりとステージの上にあがる二人。この栄光の瞬間をクリスは待っていた。天井に吊るされたバケツから大量の血がキャリーに降り注いだとき、惨事が起きた。キャリーはその秘められた超能力を解放、プロムに参加していた少年少女と教師の大多数を殺害し、街に破壊と恐怖をもたらす。自宅に戻り、キャリーを“汚れた娘”として罰しようとしたマーガレットを惨殺した後、自分もろとも家屋を崩壊させた。

 

簡単に言うと、

無知で内気な女の子が、クラスメイトにいじめられて、キレてその場で仕返しをする映画です!

ただその仕返しが、超能力で惨殺するってだけなんです。惨殺することが、スプラッターな表現なだけで、全然ホラーじゃないです。スプラッター=ホラーって考えは、思わず別々のジャンルな扱いとして、考えてもらえる方が、私は良いと思います。

それに、ホラーな内容はほとんど無いのです。女子学生の日常と学校の日常が描かれているのに、ホラーと思って避けられてしまうのが、勿体無いと思います。

よく物語でもありそうな、悪い子達に虐められて、面白がられて、怒る。その時に能力発動なんて、よくあるパターンなのに、それをホラーにしたら世の中の作品ほとんどホラー作品ってことになってしまいます。と私は思った作品。


公開   :1976
上映時間 :98
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