64

64前編、後編をレンタルで、借りてきました!



内容は、1週間しかなかった昭和64年に起きた、翔子ちゃん誘拐殺人事件!

通称、64



主人公は当時の担当刑事、三上。今は報道陣と話し合う県担当の広報官になっていた。

64から数年後、時効まで後僅かまで迫っていたある日、警察総意の奮起を計るために、長官は被害者の雨宮家を訪問する予定になっていた。その頃三上は県内で起きた妊婦交通事故による事件で、加害者である妊婦の名前を明かさずにいることから、不満の報道陣と話し合いをしていた。しかし、上層部は妊婦が公安関係であることから、情報開示を拒否してきた。これによる不満爆発から、報道陣は本部長に訴えることに!阻止しようと、揉めあいになる三上。すると、三上は謝って文を、破り捨ててしまう。この事により、報道陣は長官の取材をボイコットすることに。


これによる、上層部の圧力、本部長に訴えても通らない。雨宮さんにも、申し訳ない。当時の捜査員による、逆探知器のトラブルによるショックでの、退職。しかし、それら退職者による謎のメモを隠す上層部、娘の家出など、三上は葛藤していた。

そして、三上は独断で、妊婦の名前と住所、そして被害者の死亡。被害者の経歴を告白する。しかし、これでも報道陣の怒りは、収まらなかった。それでも、三上は被害者のことを、語る。それは、昭和64年に、昭和天皇崩御によって、雨宮翔子ちゃん誘拐殺人事件の事があまり報道されなかった。その事の雨宮さんの悲しみを考えて、世間に訴えてまだ昭和64年に取り残されている雨宮さんを知って欲しいためだった。その三上の訴えに、報道陣もボイコットを撤回に!

しかし、三上は内部から嫌われてしまう。それと同時に、誘拐事件が起きてしまう。

ここで、前編終了!




三上家に無言の電話が、かかってくる。三上は、娘の電話ではないかと、声をかけるが応答がなく、切られてしまう。


これが、後編の始まり。



事件に伴い警察からの、報道発表をするのだが!発売に来たのは、本部長などではなく、二課長だった!このいい加減な対応に、報道陣も怒り爆発!勢い余って被害者の、目崎みのりの名前を呟く!しかし、報道発表を担当の二課長は、この事を知らなかった。報道陣もさらに怒り爆発!この話し合いを、何度も繰り返す。

その頃、三上は事件を独自で捜査する。すると、捜査車両に乗り込むことに成功する。犯人の要求に答える目崎。その状況を部下に報告する。すると、突如犯人の変声ガスが切れ、地声になる。この事から、犯人は元警察でメモを、書いていた幸田だった!

幸田は、当時自宅で記録班だったが、トラブルによるショックで、引きこもりとなり昭和64年に取り残された日吉と、上司のプレッシャーにより、昭和64年に取り残されている一人だった。

そして、被害者で唯一犯人の声を知っている雨宮は、あれからずっと電話帳と公衆電話を使い、犯人を探していた。犯人を知ると二人は共闘して、64の犯人である。目崎に復讐を行った!しかし、娘のみのりは誘拐ではなく、家出だった!被害者のみのりを補導したことにより、三上は目崎を救うことを目的に報告を望むが、この捜査は64を追っていると告げられる。

そして、最後にドラム缶に現金を入れ、灯油と火を付けた目崎に、最後に娘はこの中だと、嘘の報告をした。そして、置き手紙に[犯人へ、娘はまだ14年間、小さな棺桶の中だ]と!嘆く目崎。しかし、みのりが無事と知った目崎は、メモの上部を飲み込み隠ぺい。警察の取り調べにも知らを切る。そして、警察は釈放した。三上は、目崎を捕まえると言い放ち、出る!同時に、今度は次女が行方不明に、しかし、次女も誘拐ではなく、一人で飛び出したのだった。それは、誘拐前に雨宮から、娘の遺品を渡されたからだ。気になって、雨宮の家に行っていた!そこに三上と出くわす。三上は、これを利用して目崎に[娘は、小さな棺桶の中だ]と告げる!目崎は、翔子ちゃんを遺棄した廃車に向かいトランクを開けようとする!そこに、三上がやって来て、慌てる目崎。三上は、トランクを開け、中身を目崎に確認させる。当然。中に娘はおらず。目崎は、ホッとするが、三上の追求に慌てて、逃げ出す。揉み合っているなか、警察が目崎を捕まえる!連行されている最中に、娘に観られてしまう!不安と疑問が、確信に変わった瞬間だった。泣き崩れる娘に、分かっていたことが事に、後悔し絶望する目崎。これにより、64こと雨宮翔子ちゃん誘拐殺人事件が終わった。

この報道に、幸田や雨宮が警察に出頭する!ラジオニュースにより、引きこもりの日吉も出てくる。昭和64年に取り残されていた人たちが、今を歩み始めた瞬間でもあった。

そして、三上はこれまでの事により、広報官を…これからの報道は、係長がするんだよと報道陣により、世代交代が行われた。



以上が映画、64だ!


出演は、三上に佐藤浩市などの豪華な顔ぶれだった!


感想としては、フィクションだが平成生まれの自分としては、実話と思うほどに生々しくて、暗い映画だった!人によっては、邦画は観る価値無しというが、暗い映画を重い雰囲気観るには、邦画は打ってつけだと自分は、思う。邦画を観る価値ないのは、ただ単に現実逃避したくない日本人の言葉では?何せ日本人にとっては、アニメや非現実映画以外は、下手したら現実だからだ!(笑)