ニトラム

個性?集団社会?ハブり?接し方?わがまま?法?

史上最悪の事件と法規制の強化、それでも国内での銃の数は事件前よりも多い。

甘やかしたり、劣っている弱者を見つけて自己肯定感に浸る人や合わない人を避けたり価値観を植え付ける人などいる。時に世間には戦っても我慢しても無駄なら逃げることを勧める人もいるだろう。抑えることも切り替えることも必要であるが、贄を発散する術しかなかった悪戯的に楽しむのが、理解や幸せなこと気付かせてくれる存在も彼には、少なかったそれらに対する自身の歩み寄り方や制御する力や心の幼さ、善悪に対する判断の欠如も必要になってくる。

それらを無くすと





花火で火傷した少年は、成人になっても花火を止められなかった。夕方に花火からなる爆発音は周囲の迷惑を嘲笑うかのように。

息子を気にする母親と味方であろうとする父親。周りから避けられる日々のなか1人の女性と出会う。彼女は寂しさを埋めるように、彼を受け入れて欲しいものを差し上げてくれた。充実していた日々を過ごしていたが、彼女の事故死。

彼女の家に引きこもり過ごしながら、憧れてたサーファーの男性と仲良くするもからかわれる。父親が事業投資の失敗を気にして衰弱し始める。

彼女と行こうとしたLAへと行き、町の風景を録画しながら探索する。その動画を一人寂しそうに眺める。ある日父親が死んでしまう。サーフボードで泳ごうとするも泳げなかった。

運転免許もなければ当然銃も持ってないけど、彼は大量の現金の束を鞄に詰めて、銃専門店や個人で譲ってくれる人に会いに行く。半自動ライフルやハンドガンを購入しては、買った銃で廃屋に試し打ちする。サーファーの男性にハンドガンをあげて仲良くなろうとするも、怖がられて避けられる。そして買ったものと家にいる犬猫を車に乗せて、途中で全匹野放しにし、父親が投資に失敗した別荘へ行き老夫婦に向けて発砲。そのまま史跡へと向かう。


原題:Nitram

上映時間:110分

監督:Justin Kurzel

製作:2021年(オーストラリア)

ogp2.jpeg