ヴァイオレット・エヴァーガーデン

ブログを書いててこういう始まりは良くないけど、でも本当にお久しぶりです。

今回は劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン

しかし電話や電気よりも義手「しかも神経回路が繋がった状態」が先に発展するのは、なんとも文明のズレ感が感じるな・・・

そして世界観もやがて電話がやってきた。

ただ手紙が無くなっても言葉となった文字は、言葉から出てくるのは、自然と涙が溢れてくる。


ストーリー

葬式後の母と娘の仲違いがら始まるとそれは毎年誕生日に贈られた「アン」という少女がお婆さんとなり亡くなった。その娘と孫だった。

その頃にはもう、読み書きができる事になり代筆業務の自動手記人形「通称ドール」は廃業になっていたため孫の「デイジー」はドールに興味を持つ


ヴァイオレットは港まつりの儀式のスピーチをするまでになっていた。市長からも賛辞の言葉を貰うと同時に彼女のかつての戦争の英雄の事についても振り返るそのことにヴァイオレットは、かつての上司ギルベルトのことを考える。しかし世界は電話の発展による郵便業の危機に。

上司の兄「ディートフリート」がいた。ディートフリートは変わらずにヴァイオレットに冷淡だがヴァイオレットの変化に気後れをする。墓参りに後に一人郵便社に戻ると男の子から電話が、男の子「ユリス」は入院中だった死期が近く家族へ宛てた手紙を依頼を受けた


郵便社の上司「ホッジンズ」はテニスから帰ってくると、ディートフリートがいた。彼はヴァイオレットが落とし物を届けに行くと同時に弟の品のある船へと誘う。船で思い出の品や兄弟の関係、反抗的な態度が弟を苦しめたのではないかとの後悔

ユリスからの依頼をこなし終えると、指切りを教えてもらうと友人「リュカ」への手紙を頼むが、話す方がいいと伝えるもこの姿を見られるのは恥ずかしいから、手紙を書こうとするが発作が起きる。

配達人のローランドから未配達の手紙の整理をすると、ホッジンズは見慣れた文字の手紙を発見する。ディートフリートに見せる、エカルテ島にいるかもしれないギルベルトに会いに行くヴァイオレット、しかし年月が経ってしまったため戸惑う。



デイジーは一人家を飛び出し、ライデンシャフトリヒへ向かい、博物館へと変わったCH郵便社へ行く



エカルテ島では海へ感謝の告げる行事をしていた。感謝より戦没者の供養の場となっていた。そんな中旅の途中でギルベルトに思いを募らせた手紙を書きながら、心を落ち着かせていた。子供のいたずらにも動じず観察すると、ある人を真似ていた。それはギルベルトを暗示していた。

ギルベルトはここでは「ジルベール」と名を変えていた。戦後修道院病院で暮らし、ライデンを離れ旅をしてエカルテ島落ち着くようになった。しかしヴァイオレットと再開することは出来なかった。それは彼女を戦争の武器のようにしか出来なかったためである。

そんな中ユリスが危篤に陥る。嵐の中遠い島な為駆けつけれないので、アイリスに代筆を頼むも余裕もなく電話でリュカと話し亡くな0以前書いた手紙を家族に渡す。


会えないことを諦めて、手紙を残して去ろうとするヴァイオレット。手紙を読んだギルベルトは急いで走り出す。船に乗っていたヴァイオレットは走って追いかけてくるギルベルトを見て海に飛び込む、浜辺で二人は「愛してる」を伝え合う。


ヴァイオレットはこれまでの依頼業務を終えると、エカルテ島に移り住み灯台の郵便社で島内でのドール業務をこなしCH郵便社記念切手を発行するまでに至っていた。デイジーもまたエカルテ島にやってくるともう灯台の郵便社は町の通りに移り代わっていたそこでデイジーは母親へと感謝の気持ちを手紙にした。



今と未来の語り手のデイジーをデイジーのおばあちゃんであるアンの子を務めた「諸星すみれ」。個人的には最初のブログで述べた蒼穹のファフナーで世界の救世主となるキーパーソンの日野美和を務めた馴染みがある。

主人公ヴァイオレットは、進撃の巨人のヒロイン「ミカサ・アッカーマン」の石川由依、ギルベルトは、鬼滅の刃の鋼鐡塚・呪術廻戦では第二期から注目の浴びる躯体呪詛図長兄の張相と有名作品を多く務める。浪川大輔。CH郵便社の社長に元上官のホッジンズを子安武人が務めるなど豪華な顔ぶれとなっている作品。



録画ビデオ消化大会、その3

こうも録画処理をしていると、なんだか嫌気みたいなのを感じてきますが・・・ 

それを言っていると読者の皆様から、だったら辞めたらいいとか言われるけど消化しないと、残高がヤバいので 

 

今回は 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 

 

京アニ京都アニメーション)で制作され2018年に放送された作品。 の総集編 

 

4年間にわたる東西南北による大陸戦争が終結。その戦場で「武器」と称されて戦うことしか知らなかった少女・ ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、激化する戦場で両腕を失い、自在に動く義手を付けることを余儀なくされ る。 

退院したヴァイオレットは、ホッジンズの下で、自動手記人形としてC.H郵便社で働きはじめる。ヴァイオレットに はかつて戦場で誰よりも大切な人・ギルベルト少佐がいた。最後に聞かされた「愛してる」という言葉が理解でき なかったヴァイオレットは、仕事と日常を通じて人と触れ合いながら、その言葉の意味を探していく。 

この作品の感想は、涙腺を正常に保つのがとても難しい。すぐに涙が溢れてくる作品である。 卵から孵った雛のように親鳥のように上官のギルベルトをしたう、少女ヴァイオレット。彼の指示に忠実に過ごす 戦争の毎日。人々にやっと訪れた平和な日常、しかし戦場で育ったヴァイオレットには普通の日常の生活が解ら なかった。上官のギルベルトの知り合いのホッチンズが彼女の後見人として世話をするも、自我を表現すること を無くした彼女は、休むことなく黙々と仕事をこなす。戦争の被害者でもある彼女の指示に忠実な働き方に悩む ところが、ホッチンズの良い人を描いている。違うアクションシーンを描く作品ならさらにヴァイオレットを悪用し続 けるが、それではこの作品が壊れる・・・むしろそんな彼女のような何かを無くした人達を救う作品である。 慕うギルベルトが死亡扱いに壊れるも、手紙を貰い喜ぶ姿にやがて興味を持ち始める。そしてとある男性が遠 い彼女に贈る手紙を書くために自動手記人形(ドール)を利用しに来た。男性とカトレアのやり取りを見ていると ギルベルトの思い出が込み上げて最後に彼の放った「愛している」の言葉をカトレアが自然に男性から読み取っ たことにドールをやっていると、彼の放った「愛している」の言葉の意味がわかると感じドールになろうとする。 

ドールの学校へ進学すると持ち前の忠実さから実技の成績は優秀なのだが、肝心の感情表現が皆無であっ た。これは代筆業務を主とするドールにとっては致命的であった。ホッチンズへと贈る内容も全てが電報と変わ らない。卒業出来ないことに落ち込むヴァイオレット。しかし、同時に学友であったルクリアにも戦争の被害者の 兄で悩んでいたが、ヴァイオレットがそのまま表現した手紙に兄やルクリアが涙することから、卒業を受けドール として認められた。 

またヴァイオレットの依頼者の要求に率直に受け忠実なまでに再現しようとする姿は、妻と娘に先立たれた劇作 家の心を開かせる。 

そして伝える作品として行うシーンとして故人が送る手紙パターンは、まだ読まれない内容だが情景やそれまで の葛藤が涙を誘発してくる。 

 

 

そんなこんなで、2022年今年も宜しくお願い致します。

 

 

 

 

続いて 

「ヴァイオレット・エバーガーデン 外伝

ー永遠と自動手記人形ー」 

 

 

数週間だけの上映作品が、地上波として放送された。 

この作品の上映数ヶ月前に、京アニ放火事件もあったことから公開も危ぶまれた作品でもある。 

港へと向かう船にの一人の子供から始まる。 

寄宿学校に在籍するイザベラを立派な貴族令嬢として卒業させるためにヴァイオレットが派遣された。 学校の中でも一人浮いた存在だった彼女だが、ヴァイオレットの見栄えの良さや忠実さからくる規律の良さが他 の学生を魅了し注目を浴びる。そしてイザベラに真摯に接するうちにイザベラもヴァイオレットを揶揄いながら心 を開き、自分の素性を話していく。自分の名はエイミーとして愛人の娘で貧しい暮らし同じ境遇の子供、テイラー の存在。彼女を守るため捨てた父親と契約を交わしたことから、テイラーを気にかけていた。

イザベラから依頼された手紙は、配達員ベネディクトを通じてただ孤児院に在籍扱いのテイラーの元へ届けられ る。その手紙をきっかけにテイラーは配達員見習いとしてヴァイオレットやベネディクトと働く。そしてエイミーに手 紙を送るため、ベネディクトに探してもらいテイラーと共に配達に向かう。隠れて見守るテイラーは手紙を受取り 号泣するエイミーを見て、今度は自分が渡す決意をする。 

この作品は私たちの世界と違う文明技術の発展の仕方が、うまく調和された作品でもある。 世界観からまだ飛行機も無く、第一次世界大戦くらいの終わりの時期なのに、義手の技術は私たちよりも遥か に凌駕するほどの技術力を占めているのに、まだPCもなく電話も初期のレベル。異世界マンガの「鋼の・・・」の ように違う力が発展している訳でもないから、手紙という伝える手段が物凄くよく描かれている。

録画ビデオ消化大会、その1

まずこのブログを見てくださった方々に、陳謝を申し上げます。 

録画ビデオ消化大会って、あからさまに私用だろう!! 

って怒りや即退場する方もいるかも知れません。 

さらに、違法通告を受ける事もあるかも知れません。 

タイトルからしてそうなのかも知れないが、私個人からして見ればある意味ありがたいとも言える状況かも知れ ません。 

そもそも、ブログってある意味の個人の日記だし、さらに始めたてでそれほどアクセス数も少ない状況で、そのよ うな反応を得るのは視聴者がいることを教えてもらえるからです。 

なので、ありがとうございます 

なら真剣にやれってなりますが、それは私個人が続きません。 

とのことをふまえて、あらかじめみなさまに陳謝を申し上げます。 

 

録画ビデオ消化大会、1回目は

 

ボス・ベイビー」 

 

2017年に上映された作品が、地上波として放送されました。 

今映画館で 

 

ボス・ベイビー・ファミリー・ミッション」の公開を記念して、前作を放送されたのでしょう 

 

内容は 

パパとママ、7歳のティムの3人家族の元にやってきたのは、黒いスーツに白いシャツ、ネクタイをビシッと締め、 チャキチャキと歩く赤ちゃん“ボス・ベイビー”。弟として迎えいれられた彼は普通じゃない。見た目は赤ちゃん、知 能は大人だったのだ。最初は反発しあっていたティムとボス・ベイビーだったが、やがて世界を揺るがす巨大な 陰謀に挑むことに! 

どんな状況に対しても、兄弟や姉妹を欲しがったりするものですが、いざ出来たら当然のごとく両親や周りの大 人たちは、赤ん坊に目が離せない状況となります。 

そんなのはわかっていたティムは兄弟を欲しがらないし、敵対ししていたからボスベイビーの怪しさに気づいて、 そこをさらに面白くコメディに描いたおもしろい作品であるとおもった。 

昔はこんな大きな家が欲しいなと思うほど、集中して観ていたな

 

 

2つめは 

ホームアローン」 

 

 

パリでクリスマスを過ごそうと飛行機に乗り込んだ15人の大家族。だが、飛行機の中で思い出した大事な忘れ 物は……8歳のケビンだった!家に取り残されたケビンは、一人の自由を思う存分楽しんでいたが、そこに2人 組の泥棒が現れて……? 

 

 

子供なら一度は憧れる家を仕掛けだらけや、一人で遊びまくると言うことさらに、、プール付きの家に荷物用の エレベーターがあるなんて最高ではないか!って感じながら昔観ていたのを思い出しましたね。 

 

 

何度観ても笑えるけど、泥棒痛そう可愛そう。

新年明けましておめでとうございます。

と言っても、もう三日も過ぎ去っていますね・・・ 

 

皆様はどのようにお過ごしですかね? 

 

あまり動かない人間なので、家で録画ビデオの消費をしていますって書くと何の仕事かバレるとかなんとか考え たりしますが、気にせずに書いて行こうと思います。 

 

 

今回はこの時期ならではの 

 

「相棒、元日スペシャル」 

年末、峯秋の誘いで高級レストランを訪れた右京(水谷豊)は、与党政調会長の袴田(片岡孝太郎)と経済界の 重鎮が、会合を開いているところを見掛ける。個室のテーブルには、3人の席が用意されていたので、もう1人、 参加者がいると思われた。同じ夜、落としたスマホを探していた少年が、大人同士が言い争う姿を目撃。それに 気づいた男に、落としたスマホを持ち去られてしまう。 

翌日、年末年始の当番勤務にあたっていた亘(反町隆史)は、ある女性から呼び出しを受ける。同じく当番だっ た右京に、「紹介したい人がいる」と言い、連れ出した先は教会。そこにいたのは、亘の姉・由梨(飯島直子)だっ た。ピアノ教師をしながら教会でボランティアをしているという由梨は、保護した記憶喪失の男性(イッセー尾形) の身元を調べてほしいと依頼する。しかし、本人が“湊健雄”と名乗っている以外、手掛かりはなし。唯一、大手 鉄道会社の駅売店の名前が記憶に残っているらしいが…!? 

そんな中、右京と亘は、湊を最初に見つけた2人の少年から話を聞く。利発な2人は、当時の状況を分かりやすく 説明してくれたが、何かを隠している様子。どうやら、片方の少年が、雑木林でスマホをなくしたようで…!? 身元 調査の糸口を求めて、駅売店の本社を訪れた右京と亘は、同社が非正規雇用の賃金問題で紛争を抱えている ことを知るが、湊に関する情報は得られなかった。同じ頃、少年のスマホを手にした男が、身分を偽り、2人のす ぐそばまで迫っていた。

 

2人の少年は何を目撃してしまったのか!? 

 

亘の姉が保護した記憶喪失の男とも関係が? 

 

人々の思いが交錯するとき、驚きの真実が明らかになる! 

 

 

 

ってお話なんですがさすが刑事ドラマ、内容が進むにつれて重いや暗いなぁ感じる場面が多数あってたまに他 人事じゃあいられないなって共感するシーンが度々あったりして、最後の終わりのシーンにはウルッとした感じ、 ですね。「赤福甘いな」

 

 

ダーク・ウォーターズ

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観てきました

 

アメリカの映画で、実話をもとに作られた映画

 

あまり広域的に上映しているわけじゃないし、内容もサスペンス感のある映画なので、年齢層もほぼシニア層が客を占めている

 

隣の席に荷物を置くのが、シニア層のマナーかと思うくらいにコートやカバンを置いていた(もちろん、料金は払ってない。空席扱いがネット予約で確認できる)

 

まぁそんなのは、議論する必要は無い。

 

なぜなら映画感想なので、本題に行こう(笑)

 

 

 

STORY

 

1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ピロットが、見知らぬ中年男から思いがけない調査依頼を受ける。 ウェストバージニア州バーカーズバーグで農場を営むその男、ウィルバー・テナントは、大手化学メー カー、デュポン社の工場からの廃棄物によって土地を汚され、190頭の牛を病死させられたというのだ。さしたる 確信もなく、廃棄物に関する資料開示を裁判所に求めたロブは、 "PFOA”という謎めいたワードを調べたことをきっかけに、事態の深刻さに気づき始める。 デュポンは発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流してきたのだ。 やがてロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏みきる。しかし強大な権力と資金力を誇る巨大企業との法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていくのだった。

 

 

 

 

冒頭は若者が違法に川で泳ぐすぐそばで、廃水を巻く作業員の様子がいかにも事件ありを描いている。

弁護士事務所にテナントが大量の資料テープを持って訪れたが、資料テープに興味は無く、祖母の伝で来たと言われ祖母に会いに行くことからテナントへと訪れる。依頼人の近所では廃棄物の埋め立てが行われ、不審死した牛の一部をアルミで冷凍保存やビン漬けしている異様さヤバさ。それでも難しさから簡単な資料開示で済ませようとするが、牛に襲われかけたことから、資料テープなど依頼に向き合い始める。

 

連絡なしと罵声と妻からの落胆など余り協力的ではなかったが、民事裁判と始まったら、住民からの差別や嫌がらせ。オフィス一室を埋め尽くす莫大な資料の数や検査結果の期間の長さなど企業訴訟の難しさや人間の難しさがわかる。

テナントの牧場は毎回曇り空のシーンの物語の暗さを出している。

テナントと病死していく、ロブもだんだんと精神を蝕まれ発作に倒れていく。

 

ヤバいのは企業側も異常さから内密の調査や結果をわかっていて、それを販売しているのがホラー映画異常に恐怖を共感させられる。

 

 

 

そしてこの事件は、解決されておらずいまだ現在も、続いている。

 

現在今日に豊かな暮らしとの代償としてあるのかもしれないが、SDGsなどのブームが広がっている中で、まだ世の中に周知されていない環境や公害の撲滅と進むことを考える作品である。

 

 

 

始まりと終わり

まずは始まり

ブログを始めました

それが始まり

終わりは
蒼穹のファフナーが終わってしまったこと…

約15年前に始まって、そして終わりに
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何十のシーズンでもなく

5年の間を開けて、過去編、映画や第2シーズン
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そして

3期OVA
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限定的な映画館での3話上映

さらに半年、一年ごとに上映

長く長く待ち
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そして
今回の上映
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観てきました







宇宙から来た未知の生命体「フェストゥム」と人型決戦兵器「ファフナー」に乗って戦う島の子供たちを描いた作品
よくあるロボット作品の流れなんだけれど、ほかと違う点は精神的リスクを伴う点と言える。

フェストゥムからの精神攻撃や戦うための兵器「ファフナー」からの精神や肉体的に蝕まれること
これらが、この作品をただのロボット作品や思春期の子供をさらに面白さを高めている。

ロボット作品にはあるあるの通常兵器があまり効かない上にフェストゥムからの読心能力による同化や黒い球体状による空間歪曲攻撃に対抗するため、ファフナーが開発された。
ただ精神攻撃「同化や読心のこと」を防ぐために開発されたファフナーに乗れるのは遺伝的に操作された子供だけ、さらにこの作品ならではの特別な管制システム「ジークフリード」(これも遺伝的操作された人のみ)や機体と同化する変性意識がこの作品をさらに盛り上げている点である。

第1期は、思春期の子供たちの葛藤やフェストゥムや自分たちの兵器ファフナーに対する恐怖に抗い、友人の死や新たな力を経て敵中枢を破壊する。
しかし、主人公の一騎は両目の視力を無くし、友人「総士」はフェストゥムに攫われたままというもどかしい終わりだった。


一年後
過去編のRIGHT OF LEFT
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「L計画」
隠れて生き延びていた竜宮島は、まだ戦うための力ができていないため島の左翼(L)区画を周回させる陽動計画をする話

タイトルからも「左(去り行く者)の権利」
8人の子供とジークフリード内臓という旧タイプの4機は同化・大破そして死。まだ未熟な子供たちからは戦闘や機体と死の恐怖に戦いながら、敵の読心能力対策に島の航路もわからない。生きて島に帰れるのか?ただ死ぬしかないのかという不安になってる

本編前の技術や情報の足りなさを描いた、過去編・・・お通夜状態だ





5年後
劇場版「HEAVEN AND EARTH」
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第1期から2年後、世界ではまだ人類とフェストゥムが争っていた。
それでも島は穏やかな日々を過ごしていた。そんな中フェストゥムの中でも変化が起きた、人類兵器を模倣したエウロス型が突如島に出現、苦戦。そしてフェストゥムが模造した少年「来主操」。

この話のいいところ、死者0を記録した唯一のシリーズ。
新たなパイロットとして後輩4人の登場、そしてそれを支える一騎達。全盲となっても一流コックとしてやっている一騎は、フェストゥムの来主が来ても、ミールに従うだけではなく教えることを求める。友人「総士」の復活と一騎の視覚の全快は、作品の終わりを感じ気持ちよかった。





さらに5年後
第3期、「EXODUS」
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さらに強くなったフェストゥムに苦戦する人類は、交戦規定アルファ「殲滅最優先の無差別攻撃」を行使する。そんな中フェストゥムに守られた生き延びた民間少女「エメリー」とミールの欠片の登場から始まる。

劇場版で完結と思ったが、さらに始まるという喜びにただ嬉しかった。
総士の語りこれは過去編にも劇場版にも、登場しているので違和感が無く自然と溶け込んだのは製作側のすごいところと思った。
物語は、第1期で破壊したミールの欠片と新たに来るミールを巡る物語となっている。
敵意を持つアザゼル型や、劇場版の来主のミールも欠片の一部である。さらに人類に共生関係築いているアショーカ、それに選ばれた人類「エスペラント」のエメリーがやって来ることから戦いにが始まる。

島で唯一自然受精し誕生した「人類最高のエスペラント」の幼女「美羽」と新たなミールの対話するため、アショーカへと派遣されるが、フェストゥム根絶を願う人類最高部の邪魔が入り、戦場と化すそこに一騎と総士の二人が、ザルヴァートルモデル「ザインとニヒト」による同化された人間やアザゼルロードランナー「翁の顔をしたケンタウロス」を退かすなど救済する力「ロボット作品ならではの、圧倒的な戦闘シーンはたまらない」。

島に残った島民にもアザゼル型ウォーカー「細身の超大型〇人」に対抗するため島の力SDPやマスター型エレメントとして復活した甲洋により退けるもアショーカの新たな土地を目指して移動する。「機体第一期のモデルなの苦戦するアザゼル型に対抗できたのは、エレメントの力に関心」、しかし人類の暴走は止まらず暗殺・襲撃、さらにもう一つの島「海神島」から虐殺、占領、略奪したコアを使ったアザゼル型ベイグランドによるフェストゥムの悪用。しかし利用していたコアが憎しみに囚われ反逆に合う。奪われたザルヴァートルモデル「レゾン「光」」は襲ってきたアザゼルクローラー「巨大なゾウ」を一撃で倒し同化する。

そんな中新天地として海神島に到着したが、憎しみのコアに同化された凶暴なウォーカーやクローラーそしてレゾンの襲撃と新たな純粋ミール「アルタイル」が島に現れる。しかし対話をする美羽は幼いため、島を冬眠させ海神島に避難する。
タイトルからも「移住」を意味した内容だ。


そして第3期OVA
「THE BEYOND」
劇場のみで半年置きで公開していたが、コロナの影響で途中から1年置きでの公開・・・長いな
島への帰還とミールとの対話を目的にそれを阻み手に入れようとする憎しみのコア「マレスペロ」と寝返ったエスペラントのマリスの攻防の内容が今回最終回を迎えた。



最近エヴァも最終回をして、すべてを終わらせたけど

ファフナーの終わりはまだこれからも、続編の可能性を感じさせてくれる終わらせ方だったと、私は思う。