キャリー

きゃりーぱみゅぱみゅじゃないよ!
原宿やらまつ毛やらUFOとか歌っている女の子じゃないよ。

「キャリー」1976年に公開された作品を、また最近13年になってリメイクされた作品です。

表紙を飾る女の子を見ていると、明らかに怖そうな、作品ですが

 

内容は全然ホラーじゃないです!

 

 

ベイツ・ハイスクールに通う女子高生・キャリーは、気弱で内気な性格と冴えない容姿から、いつもクラスメイトたちからいじめを受けていた。ある日の体育の授業後、彼女はシャワーを浴びている最中に初潮を経験する。

狂信的なキリスト教信者である母からは月経についての話を何も聞かされていなかった彼女はパニックを起こす。それを見たクラスメイトたちはキャリーをはやし立て、ナプキンを彼女に投げつける。しかしその場は女性体育教師によって収拾がつけられた。後日いじめたクラスメイトたちを体育館に呼び出し、「プロムパーティーの参加禁止、それが嫌なら毎日居残りで体育授業」と言う課題を突きつける。渋々同意する彼女たちだったが、その中の一人であるクリスは過酷な授業に耐えかねて逃げ出してしまう。

その後、キャリーをいじめた罪滅ぼしとして、スーは恋人であるトミーに、キャリーをプロムパーティーに呼ぶように頼む。図書館でトミーの誘いを受けたキャリーは、からかわれたと思い込み逃げ去ってしまう。トミーはめげずにキャリーの家まで訪ね、彼女をパーティーに誘う。怯えながらもキャリーは遂にトミーの誘いを受ける。

一方、キャリーのせいで自分がパーティーに出られないと逆恨みするクリスは、恋人のビリーと共に恐ろしい悪戯をする。それは養豚場で豚を撲殺し、その血を抜き取って立ち去った。

プロムパーティー当日。母親の反対を押し切り、自作のドレスでやってきたキャリー。喜びと不安の気持ちが入り混じる彼女を、トミーは優しく励ます。自分に自信を持った二人は、パーティーのベストカップルに選ばれた。今までに無い幸せを感じながら、ゆっくりとステージの上にあがる二人。この栄光の瞬間をクリスは待っていた。天井に吊るされたバケツから大量の血がキャリーに降り注いだとき、惨事が起きた。キャリーはその秘められた超能力を解放、プロムに参加していた少年少女と教師の大多数を殺害し、街に破壊と恐怖をもたらす。自宅に戻り、キャリーを“汚れた娘”として罰しようとしたマーガレットを惨殺した後、自分もろとも家屋を崩壊させた。

 

簡単に言うと、

無知で内気な女の子が、クラスメイトにいじめられて、キレてその場で仕返しをする映画です!

ただその仕返しが、超能力で惨殺するってだけなんです。惨殺することが、スプラッターな表現なだけで、全然ホラーじゃないです。スプラッター=ホラーって考えは、思わず別々のジャンルな扱いとして、考えてもらえる方が、私は良いと思います。

それに、ホラーな内容はほとんど無いのです。女子学生の日常と学校の日常が描かれているのに、ホラーと思って避けられてしまうのが、勿体無いと思います。

よく物語でもありそうな、悪い子達に虐められて、面白がられて、怒る。その時に能力発動なんて、よくあるパターンなのに、それをホラーにしたら世の中の作品ほとんどホラー作品ってことになってしまいます。と私は思った作品。


公開   :1976
上映時間 :98
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伊藤計劃

まず

Hamony


2019年、アメリカ合衆国で発生した暴動をきっかけに、全世界で戦争と未知のウイルスが蔓延した「大災禍(ザ・メイルストロム)」によって従来の政府は瓦解し、新たな統治機構「生府」の下で高度な医療経済社会が築かれた。この社会体制では、そこに参加する人々自身が公共のリソースとみなされ、社会のために健康・幸福であることが義務とされた。「ザ・メイルストロム」から半世紀を経た頃、女子高生の霧慧(きりえ)トァンは、生府の掲げる健康・幸福社会を憎悪する御冷(みひえ)ミァハに共感し、友人の零下堂(れいかどう)キアンと共に自殺を図るが、途中でキアンが生府に密告したため失敗し、ミァハだけが死んでしまう。  13年後、WHO螺旋監察事務局の上級監察官として、生府の監視の行き届いていない辺境や紛争地帯で活動していたトァンは、ニジェールの戦場で生府が禁止する飲酒・喫煙を行っていたことが露見し、日本に送還されてしまう。日本に戻ったトァンはキアンと再会し昼食を共にするが、そこでキアンは「ごめんね、ミァハ」という言葉を残して自殺する。同時刻に世界中で6,582人の人々が一斉に自殺を図る「同時多発自殺事件」が発生しており、螺旋監察事務局が捜査に当たることになった。事件には死んだミァハが関係していると考えたトァンは、ミァハの遺体を引き取った冴紀ケイタの許を訪れた。そこでトァンは、自身の父親である霧慧ヌァザが人間の意志を操作する研究を行っていたことを聞かされ、ヌァザの研究仲間ガブリエル・エーディンがいるバグダッドに向かおうとする。その際トァンは、自殺直前のキアンがミァハと通話していたことを知り、ミァハが死んでいなかったことに驚愕する。  バグダッドに向かう前、トァンはインターポール捜査官エリヤ・ヴァシロフの接触を受け、人間の意志を操る「次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループ」という組織が生府上層部にあり、同時多発自殺事件に関与していることを聞かされる。トァンが空港に向かう途上、同時多発自殺事件を実行した犯人の犯行声明がテレビ放送され、「健康・幸福社会を壊すため、1週間以内に誰か1人を殺さなければ、世界中の人間を自殺させる」と宣言した。トァンは犯人の思考がミァハと同じであることに気づく。  バグダッドに到着したトァンはエーディンと面会、またその日の夜に「次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループ」の中心人物である父ヌァザと会う。ヌァザはトァンに、人間の意志を制御し「ザ・メイルストロム」の再来を防ぐ「ハーモニー・プログラム」の研究、及びその実験体としてミァハをバグダッドに連れて来たことを語った。また「ハーモニー・プログラム」には人間の意識が消滅してしまう副作用があり、同時多発自殺事件は「ハーモニー・プログラム」実行急進派のミァハが仕組んだことだと明かす。そこにミァハの仲間のヴァシロフが現れヌァザを拘束しようとするが、トァンと相打ちになって重傷を負い、トァンをかばったヌァザは死んでしまう。トァンはヴァシロフから「ミァハはチェチェンで待っている」と聞かされ、チェチェンに向かう。  犯行声明から1週間の期限を迎えた日、チェチェンの山奥にある旧ロシア軍基地でトァンに再会したミァハは、「生府の健康・幸福社会によって居場所を失った多くの人々が自殺している」として、「人間の意識を消滅させて世界を“わたし”から救う」と真意を語った。トァンはキアンとヌァザの復讐のため「ミァハの望む世界を実現させるけど、それを与えない」と伝えて、ミァハを射殺する。復讐を果たしたトァンは息絶える寸前のミァハと共に基地の外に出て、世界に別れを告げ「人間の意識=わたし」が消滅する。


次に、

屍者の帝国


19世紀末、ヴィクター・フランケンシュタインによって屍体の蘇生技術が確立され、屍者が世界の産業・文明を支える時代が到来していた。1878年ロンドン大学医学生ワトソンは、指導教官セワード教授とその師ヘルシング教授の紹介で、政府の諜報機関「ウォルシンガム機関」の指揮官「M」と面会し、機関の一員に迎えられ、アフガニスタンでの諜報活動を依頼される。その目的は、屍兵部隊と共にロシア軍を脱走してアフガン北方に「屍者の王国」を築いた男カラマーゾフの動向調査だった。 アフガニスタンに到着したワトソンは、インド副王のリットン卿から「人間と同じ俊敏さを持つ屍者」の存在を聞かされ、カラマーゾフが新型の屍者を創造していると考える。ワトソンは機関に所属するバーナビー大尉と記録専用屍者フライデー、ロシアから派遣された諜報員クラソートキンと共にアフガン奥地の「屍者の王国」を目指していた。その途中、ワトソンはアメリカの民間軍事会社「ピンカートン」メンバーのバトラーとハダリーに出会い、彼らから「アダムに気をつけろ」と忠告される。辿り着いた「屍者の王国」で彼らを待っていたカラマーゾフは、かつてヴィクターの創造した最初の屍者ザ・ワンが生存し、人造生命創造の秘密の記された「ヴィクターの手記」を所持していると告げ、ザ・ワンの追跡を依頼する。翌日、カラマーゾフザ・ワンの研究結果から得た技術で自らを屍者化し、「ヴィクターの手記」の存在を立証する。 1879年6月、ワトソンたちは「ヴィクターの手記」が流失した大日本帝国を訪れ、新型屍者の創造を行っていた大里化学に乗り込むが、そこでは新型屍者たちによって殺害された化学者と、新型屍者を操る脳があった。脳は「ザ・ワン」を名乗り、ワトソンに「ヴィクターの手記」が書かれたパンチカードを渡す。大里化学を後にしたワトソンはハダリーと再会し、「ピンカートン」代表のグラント前大統領と面会し、屍者を暴走させるテロ集団「スペクター」の正体を探るための協力を求められる。ワトソンはザ・ワンが関わっていると考え協力する。グラントと日本皇帝の会見の場で屍者が暴走したが、そこにザ・ワンは現れなかった。しかし、ワトソンは半屍者化した大村益次郎からザ・ワンの存在を聞かされ、また、ハダリーからアメリカにある組織「アララト」がザ・ワンと関わりがあることを知らされ、彼女たちと共にアメリカ合衆国に向かう。 1879年9月、サンフランシスコにある屍者解析機関ミリリオン社を訪れたワトソンたちは、プロヴィデンスから大量の通信が発信されている事実を掴み、プロヴィデンスにある「星の智慧派」の教会に乗り込み、そこでザ・ワンと出会う。しかし、そこに「ウォルシンガム機関」の下部組織「ルナ協会」の部隊が現れ、ザ・ワンやワトソンたちを拘束する。「ルナ協会」はザ・ワンやワトソンたちを連れノーチラス号に乗り込みイギリスに向かう。 ノーチラス号の中で、ザ・ワンはワトソンたちに屍者の真実を語り出す。ザ・ワンは「人間以外の全ての生命にも魂が存在する」「屍者化は人間に寄生する菌株が作用した結果」と語り、「人間の意思そのものが、菌株が作り出す幻想」と結論付けた。ザ・ワンは「菌株の不死化により人類は破滅する」と警告し、それを阻止するために解析機関の説得を試みようとしていた。ワトソンたちはザ・ワンの提案を受け入れノーチラス号を乗っ取り、イギリスの解析機関があるロンドン塔に乗り込む。 ロンドン塔に乗り込んだワトソンたちは解析機関に到達し、ザ・ワンは解析機関との対話を始め、かつてヴィクターに創造を拒否された自らの伴侶を実体化させる。そこにヘルシング教授が現れ解析機関のネットワークを遮断するが、ザ・ワンによって「屍者の言葉」を理解した解析機関は実体化し、全生命の屍者化を始める。ワトソンはザ・ワンを止めるため、カラマーゾフから譲られた「屍者の言葉」の結晶体をハダリーに渡し解析機関を破壊する。破壊に伴いロンドン塔は崩壊し、ザ・ワンは伴侶と共に姿を消す。 1881年、ワトソンは行方不明になっていたハダリーと再会し、自身の菌株に「屍者の言葉」を吹き込むように依頼する。ハダリーは「屍者の言葉」を吹き込み、ワトソンはそれまでの意思を失ってしまう。ワトソンとの旅で意思を手に入れたフライデーは、かつてのワトソンの意思を探すためロンドンの街中に向かう。

日本語

19世紀末、ヴィクター・フランケンシュタインによって屍体の蘇生技術が確立され、屍者が世界の産業・文明を支える時代が到来していた。1878年、ロンドン大学医学生ワトソンは、指導教官セワード教授とその師ヘルシング教授の紹介で、政府の諜報機関「ウォルシンガム機関」の指揮官「M」と面会し、機関の一員に迎えられ、アフガニスタンでの諜報活動を依頼される。その目的は、屍兵部隊と共にロシア軍を脱走してアフガン北方に「屍者の王国」を築いた男カラマーゾフの動向調査だった。 アフガニスタンに到着したワトソンは、インド副王のリットン卿から「人間と同じ俊敏さを持つ屍者」の存在を聞かされ、カラマーゾフが新型の屍者を創造していると考える。ワトソンは機関に所属するバーナビー大尉と記録専用屍者フライデー、ロシアから派遣された諜報員クラソートキンと共にアフガン奥地の「屍者の王国」を目指していた。その途中、ワトソンはアメリカの民間軍事会社「ピンカートン」メンバーのバトラーとハダリーに出会い、彼らから「アダムに気をつけろ」と忠告される。辿り着いた「屍者の王国」で彼らを待っていたカラマーゾフは、かつてヴィクターの創造した最初の屍者ザ・ワンが生存し、人造生命創造の秘密の記された「ヴィクターの手記」を所持していると告げ、ザ・ワンの追跡を依頼する。翌日、カラマーゾフザ・ワンの研究結果から得た技術で自らを屍者化し、「ヴィクターの手記」の存在を立証する。 18796月、ワトソンたちは「ヴィクターの手記」が流失した大日本帝国を訪れ、新型屍者の創造を行っていた大里化学に乗り込むが、そこでは新型屍者たちによって殺害された化学者と、新型屍者を操る脳があった。脳は「ザ・ワン」を名乗り、ワトソンに「ヴィクターの手記」が書かれたパンチカードを渡す。大里化学を後にしたワトソンはハダリーと再会し、「ピンカートン」代表のグラント前大統領と面会し、屍者を暴走させるテロ集団「スペクター」の正体を探るための協力を求められる。ワトソンはザ・ワンが関わっていると考え協力する。グラントと日本皇帝の会見の場で屍者が暴走したが、そこにザ・ワンは現れなかった。しかし、ワトソンは半屍者化した大村益次郎からザ・ワンの存在を聞かされ、また、ハダリーからアメリカにある組織「アララト」がザ・ワンと関わりがあることを知らされ、彼女たちと共にアメリカ合衆国に向かう。 18799月、サンフランシスコにある屍者解析機関ミリリオン社を訪れたワトソンたちは、プロヴィデンスから大量の通信が発信されている事実を掴み、プロヴィデンスにある「星の智慧派」の教会に乗り込み、そこでザ・ワンと出会う。しかし、そこに「ウォルシンガム機関」の下部組織「ルナ協会」の部隊が現れ、ザ・ワンやワトソンたちを拘束する。「ルナ協会」はザ・ワンやワトソンたちを連れノーチラス号に乗り込みイギリスに向かう。 ノーチラス号の中で、ザ・ワンはワトソンたちに屍者の真実を語り出す。ザ・ワンは「人間以外の全ての生命にも魂が存在する」「屍者化は人間に寄生する菌株が作用した結果」と語り、「人間の意思そのものが、菌株が作り出す幻想」と結論付けた。ザ・ワンは「菌株の不死化により人類は破滅する」と警告し、それを阻止するために解析機関の説得を試みようとしていた。ワトソンたちはザ・ワンの提案を受け入れノーチラス号を乗っ取り、イギリスの解析機関があるロンドン塔に乗り込む。 ロンドン塔に乗り込んだワトソンたちは解析機関に到達し、ザ・ワンは解析機関との対話を始め、かつてヴィクターに創造を拒否された自らの伴侶を実体化させる。そこにヘルシング教授が現れ解析機関のネットワークを遮断するが、ザ・ワンによって「屍者の言葉」を理解した解析機関は実体化し、全生命の屍者化を始める。ワトソンはザ・ワンを止めるため、カラマーゾフから譲られた「屍者の言葉」の結晶体をハダリーに渡し解析機関を破壊する。破壊に伴いロンドン塔は崩壊し、ザ・ワンは伴侶と共に姿を消す。 1881年、ワトソンは行方不明になっていたハダリーと再会し、自身の菌株に「屍者の言葉」を吹き込むように依頼する。ハダリーは「屍者の言葉」を吹き込み、ワトソンはそれまでの意思を失ってしまう。ワトソンとの旅で意思を手に入れたフライデーは、かつてのワトソンの意思を探すためロンドンの街中に向かう。

虐殺器官

近未来ってどんな感じになっているのだろう?

ガンダムスターウォーズドラえもん攻殻機動隊ターミネーター?などなど近未来の作品があるけど、この作品はある程度現実的

特殊部隊の視覚を液体コンタクトレンズで共有、ガムの様なスイッチで会話を記録。人工筋肉により潜水艦になって利用後、自動廃棄

クラブのデジタルの床はラスベガスやマカオとかでも行ったらありそうな現実感。



ストーリー

サラエボで発生した核爆弾テロによって世界中で戦争・テロが激化した結果、アメリカをはじめとする先進諸国は厳格な個人情報管理体制を構築しテロの脅威に対抗していた。十数年後、先進諸国からテロの脅威が除かれた一方、後進国では内戦と民族対立により虐殺が横行するようになっていた。事態を重く見たアメリカは新たに情報軍を創設し、各国の情報収集と戦争犯罪人の暗殺を行うようになった。  アメリカ情報軍に所属するクラヴィス・シェパード大尉は、後進国で虐殺を扇動しているとされるアメリカ人ジョン・ポールの暗殺を命令され、相棒のウィリアムズら特殊検索群i分遣隊と共にジョン・ポールの目撃情報のあるチェコプラハに潜入する。プラハに潜入したクラヴィスは、ジョン・ポールと交際関係にあったルツィア・シュクロウプの監視を行うが、次第に彼女に好意を抱くようになる。ある日、クラヴィスはルツィアにクラブに誘われ、そこで政府の情報管理から外れた生活を送るルーシャスたちと出会った。その帰路で、クラヴィスはジョン・ポールに協力するルーシャスら「計数されざる者」に襲撃され拘束されてしまう。拘束されたクラヴィスはジョン・ポールと対面し、彼から「人間には虐殺を司る器官が存在し、器官を活性化させる“虐殺文法”が存在する」と聞かされる。ルツィアを監視していたことを暴露されたクラヴィスはルーシャスに殺されそうになるが、ウィリアムズら特殊検索群i分遣隊の奇襲によって救出される。しかし、ジョン・ポールとルツィアは行方不明になってしまう。  プラハでの遭遇後、核戦争で荒廃したインドで虐殺を行っている武装勢力ヒンドゥー・インディア共和国暫定陸軍」にジョン・ポールが関わっていることを知ったアメリカ情報軍は再びクラヴィスらに出撃を命令するが、「虐殺文法」の話をクラヴィスから聞かされたロックウェル大佐は、ジョン・ポールを生かしたままアメリカに連行するように命令した。「ヒンドゥー・インディア共和国暫定陸軍」の本拠地に潜入したクラヴィスらはジョン・ポールの拘束に成功しアメリカに連行しようとするが、ジョン・ポールに情報を漏らしていた上院院内総務の派遣した部隊に護送列車を襲撃され、リーランドら多くの隊員を喪った挙句、再びジョン・ポールに逃げられてしまう。  情報軍との取引により院内総務が政界を引退した後、アフリカの「ヴィクトリア湖沿岸産業者連盟」政府にジョン・ポールが招待されたという情報を得たアメリカ情報軍は、クラヴィスらにジョン・ポール暗殺指令を出し、クラヴィスはルツィアに会うため「ヴィクトリア湖沿岸産業者連盟」領内に潜入する。「ヴィクトリア湖沿岸産業者連盟」軍の攻撃を受けた特殊検索群i分遣隊は散り散りになり、クラヴィスは単身ジョン・ポールの住む邸宅に向かい、彼と再会する。そこでジョン・ポールは、クラヴィスに「個人情報管理はテロ撲滅に何の意味も成さなかった」と語り、「アメリカを守るために後進国で“虐殺文法”を活用して内戦を引き起こし、アメリカに憎悪が向かないようにしていた」と真意を伝えた。ジョン・ポールの真意を聞いたルツィアは「アメリカの法廷で“虐殺文法”のことを公開し、犠牲者の生命を全ての人々が背負うべき」と訴え、ジョン・ポールは投降を決意する。しかし、そこにウィリアムズが現れてルツィアを射殺し、「個人情報管理によって得た“平和”を失うべきではない」としてジョン・ポールの暗殺を強行しようとする。クラヴィスはウィリアムズを爆殺してジョン・ポールと共に邸宅を脱出し、合流地点のタンザニア国境に到着するが、直後にジョン・ポールは射殺され、作戦は終了する。  3カ月後、何者かによって情報軍の行った暗殺作戦がリークされ、クラヴィスや情報軍関係者は公聴会に召喚される。公聴会の場で、クラヴィスはジョン・ポールに渡された「虐殺文法」を使用し、英語圏の「虐殺器官」を活性化させ、アメリカを中心とした内戦を引き起こす。


著者:伊藤計劃

公開:2017年

上映時間:114

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トップガン マーヴェリック

「この作品を監督トニー・スコットに捧げる」

前作は1986年公開の「トップガン」の続編となる。


戦闘機物の映画の醍醐味「ドックファイト」が濃厚にある作品。

前作にも劣らない戦闘シーン。映画の技術や映像とのクオリティはかなり高く、もちろん戦闘機もさらにレベルを上げてのミッションシーン。

最初の実験機のシーンでも、単純に真っ直ぐに速度を上げるシーンでもハラハラ感や映画館ならではの、音響効果や座席に伝わる振動が臨場感最大。テスト目標の「マッハ10」に達成するシーンでは、もう映画が完結したような感じになるが主人公の無茶振りで大破する。無事脱出するもあまりの汚れっぷりに、バーの定員や客らは騒然する子供から「地球だよ」と言われるありさま。思わず笑ってしまう。そんな面白くハラハラする作品。



ストーリー


ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル海軍大佐は米海軍の過去40年間において空中戦で3機の敵機撃墜記録を持つ唯一のパイロットである。輝かしい戦歴とは裏腹に昇進を拒み続けている彼は現在スクラムジェットエンジン搭載の極超音速テスト機「ダークスター」のテストパイロットを務めていた。

無人機の開発配備を推進しているチェスター・“ハンマー”・ケイン海軍少将が「ダークスター」計画の凍結を言い渡そうと基地にやってきた際、マーヴェリックはテスト目標である速度マッハ10の記録に成功するもさらに記録を伸ばそうと加速を続けた結果、機体を空中分解させてしまう。大した怪我もなく生還したマーヴェリックにハンマーはノースアイランド海軍航空基地への教官としての赴任を命令する。

マーヴェリックに与えられた任務は海軍の選りすぐりの若いパイロットへの対地攻撃作戦の訓練教官であり、その作戦とはあるならず者国家が稼働しようとしている核兵器開発プラントの破壊であった。地形の構造と強力な防空網から極めて危険な任務である上、参加するパイロットの中にかつての友人で事故で亡くなっているニック・“グース”・ブラッドショウ海軍中尉の息子、ブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショウ海軍大尉を目にしたマーヴェリックは難色を示すが、かつて同じ空で共に戦ったトム・“アイスマン”・カザンスキー海軍大将の強い意志が伝えられると任務を引き受け、若いパイロットたちは過酷な訓練に挑むのだった。


監督:ジョセフ・コシンスキー

脚本:アーレン・クルーガー

公開:2022年

上映時間:131


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競走馬を擬人化したゲーム「ウマ娘」がコラボとして、実在した競走馬「マヤノトップガン」がコラボ、写真を上げていた。ある意味面白い。

GANTZ:O



死んだ後って、天国?地獄?いいえ星人と戦うのです。

死んでもう終わったと思ったら、マンションの一室に強制転送され真っ黒な球からラジオ体操の音楽が流れて命令、戦闘開始って結構辛いよ。

いきなり武器などが出ても、戸惑うし。まず私は生き残れません。

対象がかなり強いのに、今回のは途中でも十分な強敵。熟練プレイヤーでも手で踊らされているレベル。マジ無理でしょ。


ストーリー

加藤勝は弟の誕生日にバースデーケーキを買って帰る途中、東京・新宿の地下鉄で通り魔事件に遭う。加藤は怪我人を助けようとするが通り魔にめった刺しにされ、気づくとガンツと呼ばれる黒い球が置かれたマンションの一室にいた。そこには死んだものが集まり、制限時間内に異星生物を全滅させるというゲームをさせられるという。黒い球は銃とメンバー用の身体強化スーツが入ったケースを出し、ぬらりひょんをやっつけにいけと命令する。加藤は先にこの部屋に来ていた中学生の西丈一郎や、アイドルのレイカ(下平玲花)や中年男性の鈴木良一から説明を受け、とりあえずスーツを着てこのサバイバルゲームに参加することにする。

加藤たちは大阪の道頓堀に転送される。そこには東京だけでなく大阪のチームもおり、いずれも既にこのゲームをクリアしてより強力な武器や乗り物を手にしている猛者たちであった。一般人が襲われているから助けようとする加藤に対し、レイカと鈴木は危険だから大阪チームに任せようと渋る。加藤は二人の静止を振り切り一般人を助けようとする。それを見た大阪チームの山咲杏から、ギゼンシャ星人とからかわれながらも、加藤は一般人の救出に奔走する。

大阪チームは順調に敵を倒していくが、強力な敵・天狗に室谷信雄が殺され、ボスのぬらりひょんには島木や、大阪チーム最強の男・岡八郎も敵わず殺されてしまい、絶対的なピンチに陥る。ぬらりひょんには、意識外の攻撃(不意打ち)しか効かないと知った生き残りのメンバーは加藤が囮役になり、狙撃する作戦に出る。囮役である加藤は両足を切断され殺されそうになるが、杏がかばって死亡する。加藤はなんとか力を振り絞り、Zガンを連射してぬらりひょんを倒す。

マンションの一室に再び転送された加藤は、100点を取りガンツのボーナスメニューで杏を生き返らせる。その後レイカや鈴木は加藤が過去に、東京チームで戦っていて100点メニューで一度自由になった参加者であったことを語り、加藤は弟の元へと帰り、物語は幕を下ろす。


原作:GANTZ

公開:2016

上映時間:96分

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シン ウルトラマン

いやついにみてきましたよ。ウルトラマン庵野秀明樋口真嗣のシン・シリーズ。

特撮映画ならではのウルトラQのBGMや、山の連続爆破、模型感ある建物。怪獣の顔がゴジラ使徒に見えてくるところや、法律や細かい政策など踏まえたリアルな時事問題感がやっぱりありました。この特撮は良いと思う。


そしてウルトラマンならではの、偽ウルトラマンやゾフィやゼットンの登場。などなど面白い。

が、禍威獣がだんだん強敵になるとストーリーの起伏が激しくなるのは映画館では退屈に感じ易い。

なぜって、法律問題や外交的に侵略する禍威獣になるからだ。


ストーリー

次々と巨大不明生物「禍威獣「カイジュウ」」があらわれ、その存在が日常となった日本。

現代では禍威獣の存在が常態化し、日本政府は民間や各省庁から6人のエキスパートを選抜し、「禍威獣特設対策室」を設立する。禍威獣対策に当たるが、次第に通常兵器での応戦が限界に近づいていた。

そんな中、大気圏外から飛来した人間のような姿を持った銀色の巨人が降着し、禍特対はこの巨人に「ウルトラマン」という仮名を与える。



監督:樋口真嗣

脚本:庵野秀明

公開:2022年

上映時間:113


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借りぐらしのアリエッティ

今回は、スタジオジブリ作、借りぐらしのアリエッティについて、この作品は公開する前まで、すごく気になっていた作品です。ヒロインのアリエッティの女の子も可愛いし、借りぐらしってのなんなのかって気になっていました。声優さんはアリエッティ志田未来。翔は、神木隆之介

 

少年の翔がおばあさんの運転する車に乗って静かなこの屋敷へやってくる。屋敷を見ていた翔は、草木から小さな小人の女の子が降りるのを見た。少年はおばあさんに呼ばれて去っていく。そして女の子のアリエッティは、草を全速で床下換気口に走る。するとジブリ作品でお馴染みのポッチャリ猫が襲いかかるが、逃げ込む。そして床下に設けられたレンガの家の中に帰る。そしてお母さん、お父さんが登場する。実はその夜は小人にとって重要な狩り(借り)を初めてする日だった。初めての人間の暮らす部屋や狩りのための器具の凄さ、そして楽しくなっている最中に翔に見つかり、戦利品の角砂糖も逃げる時にうっかり取り落としてしまう。一度翔の出方をみることにした父と彼女だったが、翔は小人との接触を試みるようになる。

翔は、昨日落とした角砂糖と手紙を持って床下換気口に角砂糖を置いていく。これに対しアリエッティは独断で動き網戸越しに、家族の安全のため、自分達小人と関わらないよう頼む。そこへイタズラ者のカラスが乱入して、この騒動で家政婦のハルは翔を怪しむようになる。夜、翔は部屋の寝室にあるドールハウスは翔の曽祖父がこの屋敷に住んでいる小人達への贈り物として造らせた物だと知る。

一方引越し先を探しに行っていたポッドはスピラーの助けにより無事帰り、スピラーから引越し先のアテやアリエッティ達以外にも小人達が無事でいるとの報せを得る。ポッドは、生き延びるために家人に見つかったこの家から去る決意を語る。その時彼女らの家は揺れ、歪み、見慣れたキッチンは剥がれ、換わりにドールハウスのキッチンが降って来た。全て翔の善意によるものだったが結果として引越しは確定的となってしまう。

別れを告げるため、庭で休む翔の前に隠れることなく現れたアリエッティ。そんな彼女に憎まれ口を叩いてしまう翔だったが、守りたかったがための自分の行いが結果として彼女の住処を壊してしまったことを詫びて、心臓の病を告げる。その時、翔の動向を窺っていたハルはついに小人の住処を発見し、アリエッティの母を誘拐すると、瓶の中に閉じ込め、部屋に戻った翔を閉じ込めてしまう。そこへ現れたアリエッティからいなくなったことを告げられる。悲しむアリエッティに、探すことを提案する。部屋から脱出して台所で救出することに成功する。その日の夜、アリエッティと両親はスピラーとの待ち合わせ場所である川へ向かう。明け方、飼い猫の知らせでアリエッティが川にいることを知った翔は、川へと急ぐ。一方、ようやく川に到着したアリエッティ達は、スピラーと共にやかんに荷物を積み始める。そしてアリエッティは、そこへ現れた翔に別れを告げると、引っ越し先を目指して川を下っていった。

 

最初の感想は、カオスだな・・・怖いなぁと思った。ネガティブ思考ですみません。

それは、アリエッティたちの暮らしに感情移入をしてしまったからだ、だってあのあと用水路の川を下っても、すぐ関留めの横矢板風のコンクリプレートが積まれているのを見たら、移動が大変。そして虫たちと同じ大きさ、タヌキやネコは恐竜並み、人間は〇撃の巨人の超大型並み。全然ハッピーエンドには思えないよ。それに時が経つにつれて、両親がなくなって、他の人がいてもほとんどしょうがなく、結婚する。それに、生まれてきた子供たちも、なんだか現実が暗そうって思うし、少年の翔も、死んでしまうのではと思う、後々考えると悲しい作品だと思いました。

ただ、ぽちゃネコは、ジブリ作品には、必須キャラだなと思った、私


監督:米林宏昌

原作:メアリー・ノートン床下の小人たち

公開:2010

上映時間:94分

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