天気の子

子供の頃に明日は晴れると良いよなって思う子供はたくさんいるだろう。

かの私もそうである。何せ子供の移動になると自転車などでの移動になる。雨の日にカッパを着てさぁ遊びに行こうってもならない。それに花火や外出先での施設も雨天のため中止しますってなるのも辛い。

願うだけで晴れるなら、叶えて欲しい。そんな願望を再現しそれに伴うかも知れないリスクもある。が理解される映画だ。

それに過去作品の登場人物をひっそりと介護したりデパートの店員としても出てくるのが少しの楽しみ方でもあったり・・・。



2021年(令和3年)6月。神津島で暮らす高校1年生、森嶋 帆高はフェリー「さるびあ丸」で東京にやって来た。ネットカフェで暮らすが、アルバイトにも就けないまま所持金ばかり減っていき、フェリーで知り合ったライターの須賀 圭介の元を訪ねる。圭介は姪の夏美と2人で雑誌に記事を寄稿する零細編集プロダクションを営んでいた。帆高は住み込み・食事付きの条件に惹かれ、そこで働き始める。

その夏の関東地方は、異常気象により長期間にわたって雨の日が続いており、その中、一時的な晴天を呼ぶ「100%の晴れ女」の都市伝説が流れていた。帆高はある事件で天野 陽菜という少女と出会う。彼女こそが「晴れ女」であり、祈ることで短時間、局地的だが確実に雲の晴れ間を作る能力を持っていた。

陽菜は小学生の弟、凪と暮らしており、2人が経済的に困っている様子をみた帆高は、晴れ女の能力で商売をすることを提案し、依頼用ウェブサイトを作成した。「晴れ女」このサービスは次第に評判を呼び、順調に仕事を増やして行った。しかし、神宮外苑花火大会を晴れにする姿がテレビに映ってしまい依頼が殺到したため、休業することにした。

帆高には家族により捜索願が提出されていたことと、陽菜と出会った時の事件での拳銃の発砲が警察に知られたことから、圭介のもとに刑事が捜査に訪れた。これを機に帆高は圭介から退職金を渡されて事務所を追い出されてしまった。それとほぼ同時に、子供2人だけの天野家に児童相談所が介入することが重なったため、互いが引き離されることを恐れた陽菜と凪とともに、帆高は3人で逃げ出した。

逃避行中に異常気象が進み、夏でありながら雪が降っていた。3人はラブホに泊まり、インスタント食品やカラオケで一夜を過ごす。一方で能力の代償としてなのか、陽菜の身体は薄く透明になり始めていた。そして「天気の巫女が人柱として犠牲になる」という伝承のとおり、夜が明ける前に陽菜の身体は消失してしまった。


手前:本作で登場する廃ビル「代々木会館」(2020年1月で建物の解体工事が完了し、現存しない)。なお、本作の屋上神社は架空のもの。

翌朝、ホテルの部屋に警察が踏み込み、凪は児童相談所へ、帆高は警察署へと送られるが、2人ともそれぞれ脱走し、陽菜が「晴れ女」としての能力を得た代々木の廃ビルへ向かう。一方、東京は数か月ぶりの晴れとなった。

警察が追跡している中、夏美、圭介、凪の3人の助けで廃ビル屋上の神社にたどり着いた帆高が祈りながらくぐると、彼の身体は遥か上空へとワープし、積乱雲の上に囚われていた陽菜を救い出すことに成功した。2人が神社の場所に戻されると同時に再び雨雲が東京を覆った。帆高は再逮捕された後、高校卒業までの期間の保護観察処分を受け、神津島に戻された。

陽菜救出後に降り始めた雨は2年半の間、止むことなく続き、東京の荒川、江戸川下流域の広範囲が徐々に水没していった。

帆高は大学進学を機に東京本土へと再び渡り、陽菜と再会を果たしたのだった。


公開:2019年

上映時間:114分

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新海誠特集

さぁ、「君の名は」や「言の葉の庭」を見て、感想を書いてきました。


この回では、一気にまとめて、過去の4作の感想について書いていきます。


まずは、ほしのこえ 

NASAの調査隊が火星のタルシス台地で異星文明の遺跡を発見し、突然現れたタルシアンに全滅させられた。この出来事に衝撃を受けた人類は、遺跡から回収したタルシアンのテクノロジーで、タルシアンの脅威に対抗しようとしていた。

中学3年生の長峰ミカコと寺尾ノボルは互いにほのかな恋心を抱き、同じ高校への進学を望んでいたが、実はミカコは宇宙軍のタルシアン調査隊に選抜されていた。4隻の最新鋭戦艦と1000人以上の選抜メンバーからなるリシテア艦隊は地球を離れ、深宇宙に旅立つ。離れ離れになったミカコとノボルは超長距離メールで連絡を取り合うが、艦隊が地球から遠ざかるにつれて、メールの往復にかかる時間も数日、数週間と開いていく。地球に残ったノボルは、次第に大きくなるミカコとのずれにいらだちをつのらせる。

タルシアンの痕跡が見つからないまま半年が経ち、艦隊は冥王星軌道に接近する。ミカコは「このまま何も見つからないで、早く地球に帰れるのがいちばんいい」とノボルへのメールに心情を吐露する。しかしタルシアンが出現し、戦端が開かれる。ミカコも人型機動兵器に搭乗して戦闘に加わるが、艦隊は増援のタルシアンから逃れるため、1光年先にワープする。ミカコとノボルは瞬時に一年もずれてしまった。さらに、落胆するミカコは艦隊司令部からの連絡を聞く。艦隊はショートカット・アンカーワープを経由する。飛翔距離は8.6光年。帰りのショートカット・アンカーは見つかっていない。ワープする前、ミカコはノボルに「わたしたちは、宇宙と地上にひきさかれる、恋人みたいだね」というメールをノボルに残した。

シリウス星系に到着した艦隊は、第四惑星にトレーサー部隊を降下させる。ミカコはアガルタに降り立つと、携帯電話を手にとり、8光年彼方のノボルに届く保証のないメールを打つ。「24歳になったノボルくん、こんにちは! 私は15歳のミカコだよ。ね、わたしはいまでもノボルくんのこと、すごくすごく好きだよ。」

やがてアガルタ各地にタルシアンが出現し、戦闘が始まる。周回軌道上の艦隊にもタルシアンの群体が接近している。ミカコはトレーサーで周回軌道に急行するが、艦隊は次々に轟沈し、旗艦リシテアにも大型のタルシアンが迫る。リシテアを守るため、ミカコは大型のタルシアンと対峙し、捨て身の攻撃でこれを撃破する。

8年半後の24歳のノボルは、15歳のミカコからのメールを受け取る。メールの本文はノイズにまみれていたが、ノボルにはミカコの伝えたかったことがわかっていた。


ある普通のカップル。しかし、女の子は、宇宙調査船団の一員に選ばれてから、二人の遠距離恋愛に。メールでも相手に受信するまでに、何年とかかるほどの距離。という内容の映画。

感想は、ハッキリ言って、なにがしたいのと思わせる映画だった。

ロボット映画でも、書きたいのか?

そう思ってもおかしくない、作品だった。

公開:2002年

上映時間:25分

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しかし、次の作品で、あることに影響されたのか、と思う。


それは、雲のむこう、約束の場所 

日本は南北に分断されていた。世界の半分を覆う共産国家群「ユニオン」は「エゾ」を支配下に置き、島の中央にとほうもなく高い、純白のを建造しつつあった。しかしユニオンの意図は誰にもわからない。青森県に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は異国の大地にそびえる塔にあこがれ、塔まで飛んで行く計画を立てていた。そのための飛行機も、山の上の廃駅の格納庫で製作が進んでいる。犯罪以外の何ものでもないこの計画は他言無用とされていたが、浩紀が口を滑らせたせいで、クラスメイトの沢渡佐由理にばれてしまう。佐由理はヴェラシーラに強い関心を持ち、計画の共犯者になってくれる。浩紀たちと佐由理は、「ヴェラシーラが完成したら佐由理を塔まで連れていく」と約束を交わす。ヴェラシーラが完成に近づくにつれ3人の仲も深まるが、佐由理はある日、塔の夢を見る。そして突然浩紀たちの前から姿を消す。佐由理をなくした浩紀たちはヴェラシーラの製作を止めてしまう。いまや、ヴェラシーラは佐由理のためのものでもあったからだ。

3年後の拓也は、塔の破壊を企てる反ユニオン組織ウィルタ解放戦線に内通し、アーミー・カレッジで塔の秘密を探っていた。拓也の指導教官の富澤常夫教授は、塔は宇宙の見る夢 -宇宙を観測し、高精度な未来予測を行うためのシステムだと考えている。生物の脳には平行宇宙を感知する能力が僅かに備わっていると言われ、富澤研究室も類似の装置を保有しているが、塔の機能はそれらとは比較にならないほど強力だ。しかし塔は現在正常に作動していない可能性が高く、塔を中心とした半径数キロメートルの空間が平行宇宙の暗闇に侵食されている。富澤は、平行宇宙の侵食が停止しているのは、何らかの外因が塔の活動を抑制しているからではないかと推理する。やがて富澤は、塔の設計者には孫娘がおり、その孫娘 -沢渡佐由理が原因不明の奇病で3年間眠り続けていることを突き止める。

一方、つらい思い出から逃げるために青森を離れ、東京に出た浩紀は、たびたび佐由理の夢を見ていた。夢の中では、佐由理は見知らぬ荒廃した世界にひとり取り残され、孤独に苛まれながら浩紀の名前を呼んでいる。しかし夢の傍観者にすぎない浩紀にはどうすることもできず、苦しむ。そんなある日、浩紀のもとに佐由理が3年前に書いた手紙が届く。佐由理は原因不明の病にかかり、治療のために東京の病院に入院したという。浩紀は病院に駆けつけるが、佐由理は他の病院に転院した後だった。しかし浩紀は佐由理のいた病室で白昼夢に襲われ、夢の世界で佐由理と邂逅する。夢はすぐに消えてしまったが、浩紀は佐由理を救うには約束を果たさねばならないと悟る。

佐由理を塔と繋がりのある人物だと考えた富澤は、佐由理を東京の病院から青森の軍の病院に移送し、監視下に置く。そして浩紀が夢の中で佐由理と邂逅した瞬間、佐由理の意識レベルが一時的に上昇し、平行宇宙の侵食が拡大するのを目撃する。塔のとらえた平行宇宙の情報は、この宇宙を侵食するかわりに佐由理の夢に流れ込んでいる。もし佐由理が目覚めれば、この宇宙はまたたく間に平行宇宙に飲み込まれるだろう。数日後、富澤は拓也を眠る佐由理に引き合わせる。絶句する拓也に、富澤は「佐由理は数日中にアメリカ本土に移送される」と語る。貴重なサンプルを戦火から守るためだ。塔をめぐるアメリカとユニオンの軍事的緊張は極限に達しており、近々、本格的な軍事衝突に発展すると予想されている。

浩紀は青森に戻り、拓也と再会する。浩紀は拓也に「ヴェラシーラに佐由理を乗せ、塔に連れていく。そうすれば佐由理は目覚める。」と伝え、協力を求める。佐由理の目覚めはこの宇宙の消失とほぼ同義であることを知る拓也は、一度は協力を拒絶するが、葛藤の末、佐由理を軍の病院から連れ出してきた。再び団結した浩紀と拓也はヴェラシーラの完成を急ぐ。やがてアメリカがユニオンに宣戦し、津軽海峡で戦争が始まる。浩紀は佐由理を後部座席に乗せ、ヴェラシーラを発進させる。

戦闘の混乱にまぎれ、浩紀のヴェラシーラは塔に接近する。夢の世界では、佐由理が目覚めの予兆に震えていた。佐由理は、夢が消えたら、夢の中で気づいた浩紀への想いも消えてしまうと悟り、この気持ちだけは失くしたくないと懸命に祈るが、目が覚めると夢のことは全て忘れてしまっていた。そして富澤の予想通り、平行宇宙の侵食は急激に拡大し、世界は暗闇に飲まれていく。浩紀はウィルタに託されたPL外殻爆弾を投下し、塔を壊して宇宙の消失を食い止める。だが約束の場所も永遠に失われる。

十数年が経ち、大人になった浩紀は故郷の津軽半島に足をはこぶ。思い出の廃駅は昔と変わらずそこにあったが、北の空に塔はなく、そして浩紀の隣には誰もいなかった。


青森で暮らす、おとこの子達は、ユニオンに支配された北海道に建てられた白い塔に自作飛行機で行く事を目的としていた。そんなとき女の子に、知られたが興味があったため、犯罪に加担し共犯に。しかし、女の子は突然姿を消した。ショックのあまりに製作をやめる二人。

にげて、東京に。そこで女の子は入院していた。病気だと知る男。一方もう一人は、塔の破壊組織の在日米軍と協力関係になっていた。そして、女の子を東京から青森の病院に移していた。二人は再開して女の子を後部座席に乗せて、塔に行き約束の場所を目指すことに。その頃ユニオンと米軍が、津軽海峡で交戦した。その勢いに乗じて、飛行機を発進して、塔を目指す。そして、飛行機に積まれていた爆弾を投下して、塔を破壊する。

数年後、再び津軽に戻るが、建物はあっても、周りには誰も居なかった。


この作品の感想は、青春時代の内容や映像は、良かったのだが、ユニオンと米軍との交戦になった時の、オペレーターの映像やしゃべり方が、もぉエヴァンゲリオンネルフ指令部と一緒…(ー_ー;)

その瞬間、新海監督はエヴァンゲリオンを書きたいとしか思えないほどの駄作にしてしまったと感じた。誠に残念だ(ー_ー;)



公開:2004年

上映時間:91分

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秒速5センチメートル 

さぁもうエヴァンゲリオンで、満足した新海監督は、何を書く?


桜花抄(おうかしょう)

東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は精神的に似通っており、クラスメイトたちのからかいを受けながらも一緒に時間を過ごすことが多かった。だが、明里の父親の仕事の都合で小学校卒業と同時に明里転校し、それきり会うことがなくなってしまう。その後、中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木にいる明里から手紙が届き、それをきっかけに2人は文通を重ねるようになる。

中学1年の終わりが近づいたころに、今度は貴樹が転校することが決まる。鹿児島と栃木は絶望的に遠く、もう明里に二度と会えなくなるかもしれないと思った貴樹は、栃木まで自ら明里に会いに行く決意をする。しかし、約束をした3月4日、関東では大雪となり、貴樹の乗った列車は途中で何度も長時間停車する。さらに、乗り換えののホームで、明里に直接渡す予定だった手紙を風に飛ばされ紛失してしまう。貴樹は遅れている列車をホームで待ち、停まった列車の中で運行再開を待つことしかできず、時間だけが流れていく。

深夜になり、約束の時間などとうに過ぎた頃にようやく貴樹は待ち合わせに到着すると、人気のない待合室で明里は一人待っていた。貴樹と明里は雪の降る中、桜の木の下で唇を重ね、近くの納屋の中で寄り添って夜を明かす。翌朝、明里は駅で「貴樹くんはきっとこの先も大丈夫だと思う」と言って貴樹を見送る。明里も手紙を用意していたが、貴樹には手渡さなかった。貴樹は走り去る列車の中、彼女を守れるだけの力が欲しいと強く願いながら、いつまでも窓の外の景色を見続けていた。

コスモナウト

高校3年生・澄田花苗は、中学2年の春に東京から転校してきたクラスメイトの貴樹に恋をしていたが、その想いを伝えられずにいた。しかも、卒業を間近に控えながら自身の進路も決められず、趣味のサーフィンでも波の上に立つことができないというスランプに陥っていた。

しかし、一つずつできることからやると決めてサーフィンに挑み、ついに波の上に立つことができた。今を逃せば二度と気持ちを打ち明けられないと思った花苗は、秘めていた自身の想いを貴樹に告げようと決心する。しかし、想いを告げようとした瞬間、貴樹から無言の圧力を感じた花苗は告白することができず、貴樹のやさしさを悲しく思いながら帰り道に泣き出してしまう。そしてその時、2人の後ろで打ち上がったロケットを見た花苗は、貴樹が自分のことなど見ておらず、ずっと遠くにあるものを見つめているのをはっきりと悟るのだった。

結局その日の帰り道、花苗は何も言えずに告白を諦めてしまう。そして彼女は貴樹への想いが一生報われなくても、それでもなお彼のことがどうしようもなく好きだという想いを胸に、泣きながら眠った。

秒速5センチメートル

東京で社会人となった貴樹は高みを目指し、ただひたすら仕事に追われる日々を過ごしていたが、それが何の衝動に駆られてなのかはわからなかった。3年間付き合っていた水野理紗からは「1000回メールしても、心は1センチくらいしか近づけなかった」と言われ、自分の心が彼女に向いていないことを見透かされてしまう。貴樹も自分自身の葛藤から、若き迷いへと落ちてゆき会社を辞める。貴樹の心はあの中学生の雪の夜以来ずっと、自身にとって唯一の女性を追い掛け続けていたのだった。

ある日、貴樹はふと桜を見に外に出かけ、小学生時代に毎日通っていた道を歩く。踏切に差し掛かると前方から1人の女性が歩いてくるのが見え、踏切内ですれ違う瞬間、2人は何かを感じ取る。

踏切を渡り立ち止まり、貴樹と彼女がゆっくりと振り返った瞬間、急行列車が2人の視界をふさいだ。列車が通り過ぎると、そこに彼女の姿はなかった。しかし、貴樹は何かを決心したように笑みを浮かべながら静かに歩きだした。



転校続きの男の子と女の子が、次第に引かれ、好きになる。しかし、中学に行く頃に女の子が栃木に転校する。それでもまた会えるよねと約束する。二人は文通を繰り返して、冬のある日に会うことを決めた。東京から電車を乗り継いで会いに行く男の子。しかし、冬のある日、大雪の影響で快速電車も、各駅停車に…。そして乗り換えの駅で、彼女に渡す手紙を飛ばされてしまう。それでも向かう男の子、目的の駅についたのは、11時頃もう帰っていないはずの女の子が、待合室で待っていた。二人はそこで女の子の手作り弁当を食べて、田んぼの真ん中にある小屋で、一夜過ごし(絡み無し)始発の電車で帰って行った。中学の途中に、男の子は、種子島に引っ越していた。種子島弓道部で過ごしていると、サーファーのクラスメイトの女の子と仲良くなる。女の子は、男の子が好きで追っかけてきた高校も、選んだ。

サーフに立てなかったが、男の子が東京に行くことを知り、決心する。そして、サーフに立つこともでき、告白しようとしたが泣き出す。そしてロケットがうち上がる頃に、男の子が遠くを見てることに気付き告白を諦める。

東京に戻って、仕事は終わっていたが、空っぽの自分に気づいてしまう。つき合っていた女性に見てないことを、悟られ別れる。そんなある日、踏み切りを通っているとあの頃の女の子に似ている女性とすれ違う。しかし、電車が邪魔をする。電車が通り過ぎた後には、女性は居なかった。



感想は、映画を観ててストレスを募らせられたのは、初めて。

会いたくても、なかなか進まない電車、心を込めた手紙は飛ばされ、さらに遠くへ引っ越す。戻って来ても、女性は、もうお母さんになっている。

人々に伝えたいのは、早く諦めて他の人を選びましょうと言っているようだった。

観てて、スッキリしない作品だった。


公開:2007年

上映時間:63分

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星を追う子ども 


幼い頃に父を亡くした明日菜は、母と二人で暮らしている。仕事で家を空けがちな母に代わって家事をしながら、近くの山に自分で作った秘密基地で、父の形見である石を使ったラジオを聞いたり、猫のような動物のミミと遊んで日々を過ごしていた。ある日、秘密基地へ向かう途中、見たこともない怪獣に襲われたところを「アガルタ」から来たという少年・シュンに助けられる。翌日、秘密基地で再会し仲良くなった二人はまた会う約束をするが、後日シュンが遺体で発見される。

シュンの死に実感が湧かない明日菜は、新任教師の森崎の授業で聞いた「死後の世界」に強い興味を抱く。世界各地には地下世界の伝承が残り、シュンが故郷であると語ったアガルタもその一つで、そこには莫大な富や死者の復活すら可能にする技術があるという。

その日の帰り道、明日菜は秘密基地でシュンに瓜二つの少年・シンと出会う。彼は兄が持ち出したアガルタへの道の鍵となる石「クラヴィスを回収しに来ていた。するとそこに武装した兵隊と森崎が現れる。森崎はアガルタの秘密を狙う組織「アルカンジェリ」の一員だった。しかし、アガルタへの入り口を見つけた森崎は組織を裏切る。彼の目的はアガルタで亡妻・リサを蘇らせることであった。シュンが遺したクラヴィスを回収したシンはアガルタへと去り、残された明日菜も森崎についていくことを決め、ミミを加えた二人と一匹は、広大な地下世界を旅することとなる。

アガルタには、地下とは思えぬ大自然と、神々が乗る船が空に浮かぶ幻想的な風景が広がっていた。しかし見つかる集落は廃墟ばかりで人影はない。アガルタは幾度となく侵攻してきた地上人の手によって荒廃し、衰退の一途を辿っていた。

数日後、明日菜は闇に棲む「夷族(イゾク)」によって攫われる。地上人との交わりを嫌う彼らは明日菜と、地上人との混血である少女・マナを殺そうとしていたが、そこへシンが現れ二人を助け出す。シンは明日菜の父の形見「クラヴィスの欠片」を奪う使命を帯びていた。しかし逃げる途中、夷族によってシンは深手を負ってしまう。

森崎と合流した明日菜らはアモロートの村に辿り着き、マナの祖父の計らいで一晩だけ休ませてもらう。世界の果て、その崖下にある「生死の門」まで行けば死者を甦らせることができると話したうえで、老人は死者の復活を過ちだと諭そうとするが、森崎は生きることに消極的になっているアガルタの現状を批判する。

二人はマナやミミに別れを告げ、フィニス・テラへと旅立つが、程なくして村から追っ手が走り出す。彼らは夷族と同じく、アガルタ衰退の原因となった地上人を忌み嫌い、殺害しようとしていた。これまでの二人を見てきたシンは、アガルタは命の儚さを知りすぎているが故に滅ぼうとしているのではないかと老人に問い、追放を覚悟で明日菜達を助けに向かう。

フィニス・テラに辿り着いた森崎は一人崖を降りていくが、明日菜は断崖絶壁を前にして引き返してしまう。これまでの出来事を反芻するうちに、アガルタに来たのは自分の寂しさを埋めるためだと気づく明日菜。夜の闇の中、夷族に追い詰められた彼女のもとにシンが再び駆けつける。森崎の後を追うことを決めた明日菜とシンは、フィニス・テラの下にある死地へ向かう力を借りて崖の下へと到達した。

先んじて生死の門にたどり着いた森崎は、クラヴィスの欠片を使い、シャクナ・ヴィマーナにリサの復活を請う。だが願いと引き換えにリサの依代となる生贄を求められ、森崎は後を追ってきた明日菜を選び、また自らの右目を奪われてしまう。明日菜を救うためにシンはクラヴィスを破壊するとリサは消え、シャクナ・ヴィマーナも去っていった。夢の中でシュンと別れを告げて目覚めた明日菜は、殺してくれと嘆く森崎を抱きしめた。その後、森崎はシンと共にアガルタに残ることを選び、明日菜は二人に別れを告げ、地上へと帰って


母と二人で暮らして、家事をしながら、近くの山に自分で作った秘密基地で、ラジオを聞いたり、猫のような動物と遊んで日々を過ごしていた女の子。ある日、見たこともない怪獣に襲われたところを少年に助けられる。翌日、秘密基地で再会し仲良くなった二人はまた会う約束をするが、後日遺体で発見される。

死に実感が湧かなく、「死後の世界」に強い興味を抱く。世界各地には地下世界の伝承が残り、莫大な富や死者の復活すら可能にする技術があるという。


その日の帰り道、明日菜は秘密基地で瓜二つの少年に出会う。彼は道の鍵となる石を回収しに来ていた。するとそこに武装した兵隊が現れる。入り口を見つけた。そこから女の子の広大な地下世界を旅することとなる。


地下とは思えぬ大自然と、神々が乗る船が空に浮かぶ幻想的な風景が広がっていた。しかし見つかる集落は廃墟ばかりで人影はない。アガルタは幾度となく侵攻してきた地上人の手によって荒廃し、衰退の一途を辿っていた。女の子は闇の住人に攫われる。地上人との交わりを嫌う彼らは女の子と地上人との混血である少女を殺そうとしていたが、そこへ少年が現れ二人を助け出す。少年は形見を奪う使命を帯びていた。しかし逃げる途中、少年が深手を負ってしまう。村に辿り着き、一晩だけ休ませてもらう。世界の果ての崖下にある「生死の門」まで行けば死者を甦らせることができると話したうえで、老人は死者の復活を過ちだと諭そうとするが、生きることに消極的になっている現状を批判する。別れを告げ旅立つが、程なくして村から追っ手が走り出す。彼らは衰退の原因となった地上人を忌み嫌い、殺害しようとしていた。これまでの二人を見てきた命の儚さを知りすぎているが故に滅ぼうとしているのではないかと老人に問い、追放を覚悟で助けに向かう。辿り着いたが、女の子は断崖絶壁を前にして引き返してしまう。これまでの出来事を反芻するうちに、自分の寂しさを埋めるためだと気づく。夜の闇の中、追い詰められた少年が再び駆けつける。崖の下へと到達した。先んじて生死の門に復活を請う。だが願いと引き換えに生贄を求められ、先生は後を追ってきた女の子を選び、また自らの右目を奪われてしまう。夢の中で別れを告げて目覚めた女の子は、殺してくれと嘆く先生を抱きしめた。その後、先生は少年と共に残ることを選び、女の子は二人に別れを告げ、地上へと帰っていった。


感想は、ジブリや童話を、目指しました。みたいに見える映画


組織や怪物、異民族などが前半に登場するが、後半からは異民族位しかいないのが、ちょっとなよなよしく思える作品になったと思う。

後半にも、怪物が暴れたり、地上人の組織による、地中世界の支配もあると物語は、インパクトを持つように感じれた。


公開:2011年

上映時間:116分

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総評として、?しか残らないような、作品しか出来ていなかった。「君の名は」も最後で再開するように感動を貰える作品じゃないといけないのが、新海誠の作品が、今まで世の中に出てこないのかが、わかるような気分でした。

言の葉の庭

ブログなど文を書くものには見ておきたい言葉関係のことだと、甘い考えを持った私はこの作品を選んだ。

雨の電車に揺れながら始まり、新宿駅を降りて、空を見上げる男子高校生タカオ。そんな彼が向かった先は高校では無く、庭園。切符を買って改札口を潜り、向かったのは東屋。しかし、その場所には先客のOLさん「ユキノ」。朝からビールを飲んで、雨宿りで休んでいると言うより、サボっている。タカオはスケッチブックを取り出し、絵を書き出す。少しユキノの方を見ながら、そして一言「どっかでお会いしたことありますか?」。しかし、ユキノは「あっているかも、鳴神の少し響みてさし曇り雨も降らぬか君を留めむ」と小言で言う。そんなあるタカオは家で、料理しながら、兄が夏から彼女と同居暮しを始める話をする。その後で靴を作る。引越しのお手伝いを終えて、立ち去る時に兄は彼女にタカオが穿いている靴は自分の作品だと話す。そして、雨の日にだけ庭園に通う。そして女性とお互いの事を話し合う日々。ユキノお弁当のおかずを摘み食いすると、不味い弁当を作ってくる。その夜、ユキノはある決心を決めて男の人と電話をしていた。雨の日の庭園、将来靴職人になりたくてスケッチブックに、靴を描いていることを知るユキノ。ユキノがその事を知っていたので、弁当のお礼に靴の本を貰う。女性の足を知るために、ユキノの脚の計測をするタカオ。そんな2人の東屋。夏になって、夏休みになると晴れの日でもユキノは庭園に、タカオは居酒屋バイトと靴の材料を買いに行っていた。夏休み明けに衝撃の、再会を果たす。それは学校の廊下だった。実は、ユキノはタカノの高校の古典教諭だった。ユキノは、3年の学生に、逆恨みを書かれ嫌がらせを受けていた。タカオはそれまで何も知らず、この再会はユキノが退職する日だった。その事実を知ったタカオは、問題の3年生に抗議をするも反省も無く殴り込みに行った。傷だらけになりながらも、庭園に行く。しかし、いつもの東屋にユキノの姿は、無かった。探しながら歩き回っていると、池の前に1人立っていた。タカオの顔を見て驚くユキノ。タカオは笑いながら、「鳴る神の 少し響みて 降らずとも 我は留まらん 妹し留めば」と話す。ユキノも笑顔になりながら話すも、傷に興味を隠せずに質問する。すると、タカオは真似して酒を飲んだらホームから落ちたと言う。ユキノはまた驚く。しかし、タカオは笑いながら「嘘です。俺も喧嘩くらいします」と素直に言った。すると、雷鳴と土砂降りが慌てて東屋に逃げ込む。しかし泳いだ後みたいに、ずぶ濡れだった。少し雨宿りした後、ユキノのマンションに入る。ユキノは濡れた服をアイロンで乾かし、タカオは料理を作る。食事を終えて、コーヒーを飲みながら、お互いに「今この瞬間が幸せ」と思う。そう思いながら、タカオはユキノに告白をする。しかし、ユキノは先生と生徒との距離を戻す。そして、タカオはすぐさまマンションを出る。部屋の中で1人思い出を噛み締めながら、ユキノ。そして、飛び出してタカオを追いかける。裸足で、雨で濡れたコンクリートに滑りながらも、走る。そして、階段の踊り場で外の景色を見ていた。タカオは、泣きながら嘘の怒りの罵声を吠える。そして、ユキノはタカオに抱きつく。その後ユキノは遠くに去っていき、先生をやっている。タカオは学校の期末試験。そして冬の雪の日、タカオは庭園に居た。一枚の手紙を、ユキノから送られてきた手紙を読んで、そして「いつか、会いに行こうと」

 

約1時間の短編映画だったけども、内容は濃い。単純に簡単なのに濃いと感じた作品でした。そして、羨ましい出会いのある作品だと思った。高校生がOLと仲良くなっていく。単純に良い、しかもそれが先生とは知らない間の禁断の恋をしている。勉強の為に、女性の足を触る。羨ましく思えてしまう。しかし、学校のサボり方が凄すぎる。庭園に行く高校生はなかなか居ない。まずサボるなら、ゲーセンや繁華街などに行く。しかも、雨の日に庭園には行かない。その他の人と違った考え方が、いい出会いを生むのかと思った。しかも、最初の立ち去り際に、話した短歌の伏線。伏線の意味はあるのだろうと感じていたが、まさか女性教師とまで行くとは。OLだと思い切り、他の先生と話していた時は、まさかの不倫で、サボっていたの?と感じた。「私の考え方が、甘いねぇ」

しかし、笑ったのは、ひと悶着を終えたあとの庭園で、2人が話している最中に、雷がなるとは!鳴神って言った後になると、笑えてきます。そして、ずぶ濡れになって東屋で過ごす瞬間の無音感、気がいって変に集中しちゃう感じの男の子やな(笑)。ユキノの部屋に行って幸せを感じたら告白。振られたら出ていき、罵声を言い返す。タカオくんカッコイイなぁと思い、抱き合う二人。これはハッピーエンドかと思いきや、離れ離れの文通の仲。ちょっとここは、ショックでしたね・・・悲しい。

 

そんなこんなの、「言の葉の庭」は、面白い作品だったと、私は思います。変な意味じゃないよ()。単純にわかりやすいのに、飽きさせなく面白い。


監督:新海誠

公開:2013年

上映時間:46分

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君の名は

マンションのベランダから、夜空を見上げている少年「滝」。それと同じく標高高そうと感じさせてくれるような山に、岩肌に雲海なのに・・・浴衣を来た女の子「三葉」。そんな始まりから、朝布団から起き上がる三葉。しかし、少しおかしい、自分の胸を揉み出し始めた。その瞬間を妹の四葉に見られる。そこからおばあちゃんに驚かれながらも、学校に通学をする三葉。そこに友達の早耶香と克彦が話しかける。

しかし、三葉は少しおかしかった。そう外見は三葉でも、中身は東京に暮らす高校生の瀧だった!その境を同じくして、三葉も瀧の体を利用して東京に来ていた。そんな三葉は、実は巫女さんで、行事や舞を踊ったりする。しかし、巫女の行事に行う、口噛み酒を壺に入れて組紐で結び、奉納する。その行為を見ていた同級生は、三葉に嫌がらせをする。その時ちょうど入れ替わっていた瀧は、机を蹴り同級生を威嚇する。また三葉の方も、瀧のバイト中に嫌がらせを受けた先輩ミキを助ける。そんな入れ替わりの出来事をスマホのメモに残しながら、瀧と三葉は入れ替わりを楽しんでいた。

しかし、そんなある日突然、入れ替わりが無くなってしまった。記録となるメモも消えて。三葉のおかげでミキ先輩とデートしている最中に、三葉の町、飛騨の糸守に行くことを決めた。飛騨にはミキ先輩と友人の司と向かう。しかし、糸守のスケッチを心当たりに探すが、住民も知らず途方にくれていた。そんな立ち寄った、ラーメン屋で、糸守を知っている人に出会う。後日糸守に行くとそこは、隕石の欠片によって消滅した跡の姿だった。住民のほとんどは死亡を記録で知る。

困惑する瀧。そんな中記憶で行った、山上の神社に向かう。そこで三葉が奉納した、三葉の口噛み酒を飲む。

再び入れ替わった瀧は、友人の三葉の友人の克彦と早耶香と共に避難計画を企てる。しかし、父親である村長を説得するが、聞いてくれない。そんな中、妹の四葉から三葉が東京帰りだと知る。実は瀧の付けているミサンガは、3年前に来た三葉から一瞬のすれ違いにもらったものだった。その事を知った瀧は、入れ替わって三葉は、山上の神社にいるのでは無いかと、山頂へ向かう。その頃瀧の姿をした三葉が現代で目覚める。村の壊滅後の姿をしり嘆く、そんな時3年もの間があるのにお互いの声が聞こえる。それなのに姿は見えずに、彷徨う三葉と瀧。すると黄昏時にお互いの姿が、見えた。そこから今までの溜まっていた内容をお互いにぶつけ合う。そして、またお互いの事を忘れないために、手のひらに名前を書く事に。最初に三葉の手のひらに書き、瀧の手のひらに書こうとした、瞬間。また途切れてしまった。また泣き叫ぶ瀧。必死に彼女の名前を呼ぶが・・・。

三葉も戸惑いながらも、避難計画を継続する為に下山する。変電所を爆破して、街中を停電にし、学校の校内放送の電波で町内放送電波をジャックし避難指示の放送を流す。しかし、職員に見つかり、放送は虚偽となり避難をやめる。こうなっては、父親を動かすしかないと三葉は、父親の元に向かい説得する。その後、欠片は糸守を壊滅。

不思議な出会いから、5年。「奇跡的に住民が避難訓練をしており死者が出なかった」糸守町への隕石衝突から8年後。2人は「誰かを探している」と思いながら、入れ替わりの事を忘れていた。ある日電車の車窓で、瀧は並走する電車の中に大人になった三葉がいた。お互いにお互いの事に気付く。そして、2人は次の下車駅に向かって走る。そして、神社の階段で出会う。しかし、何も声を書けられずにすれ違う。このままではいけないと思った瀧は、勇気を出して話しかける。それに答えた三葉も話しかける。そしてお互いに「君の名は」と聞く。


 

 

いきなりの主人公の天体観測からの始まりは、新海誠映画としては、びっくりしました。個人的な感じで言えば、新海誠映画は、いきなり会話から始まっての急展開なのに。しかし、言の葉の庭も語りからの始まりだった。そして入れ替わりからの始まり、RADWIMPSのBGMや歌とテンションアゲアゲは良かった。そして、言の葉の庭を見ている私からもっとアゲアゲなのは、三葉の高校の先生にユキノ先生がいることにだ。

まだ名乗っているわけではないが、声優が「花澤香菜」繋がりは、両作を見た人からしてみたら、もう確定じゃねえ?ってなると私は思う。担当教科も古典で、短歌を話している。言の葉の庭で別れになったが、まさかこのための伏線とは・・・と驚いた。また瀧が何気に身につけているミサンガにも伏線があったとは、実は入れ替わりの時に三葉が、髪留めに身につけていた組紐とは!!ちなみに組紐は、三重県の伊賀が発祥の地とされているの。

それにしても、異性の入れ替わりってのは、憧れ的な現象。ただ条件で、異性かせめて、ゆとりのある暮らしを望んでいる。まぁそうじゃなかったら、視聴率も悪いのだろうがな(笑)。しかも、日本最先端を行く東京と自然豊かな飛騨の糸守。この違いも人気を高めた理由なのだと思う。地方で暮らす若い人たちは、暮らしの楽さを求めて東京へと移住をしたがる。しかし、東京で住む人たちは、都会ぐらしや人の接し方に疲れて、Uターンを望む。そんな今や今後の問題を表しているのではのが、この人気ではと思う。現に最近飛騨に出張として行ったが、ファーストフード店が撤退や若者の娯楽施設がパチスロ店しか無いのも、深刻な若者離れだと思う。それに一番の問題が、大学が無いことだ!付近にもないことは、若者が進学で離れていき、そのまま就職するという流れ。地元に戻って就職をする人は、ごく稀とペンションの経営者は行っていた。今の鳥取なども、国立大学はあるも学部が少ないというのを、議論しているのをTVで見た覚えがある。事を同じくして、同じペンションに東京からUターンで農業や林業などに就く講習を受けに来ていた人などがいた。逆の考えもいるし、山小屋で働く人や登る人は、都会の人ばっかりの話しも聞いた。このような人の流れを上手く利用したのかと、思える作品だ。ただ、瀧が崩壊していたと知ってから、話の終わりへの流れは、不安を感じた。物語には起伏の激しい波が必要と知っているが、絶望的に落とされたら復活するしかないが、どう復活させるのかは、むちゃぶり感はあった。しかし、常識を考えていては、物語では成り立たない。そう思った作品だ。

 


監督:新海誠

原作:新海誠

公開:2016年

上映時間:107分

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ターザン:REBORN

あの肉体と運動神経には憧れる。そして何よりカッコいい!

ディズニーなどでも知られるターザン。

貴族が赴任先へと船を航行中に沈没し、何とか上陸した先のジャングルで過ごすしかし、ヒョウに殺された(原作は先住民族など)、同じく育ての母親もヒョウや先住民に殺された。ことにより一族に反対されるも母性本能から子供を育ててジャングルの王になっていく。

今回はその後の話。


1884年ベルリン会議においてベルギー国王レオポルド2世がコンゴ盆地の領有権を確保し、コンゴ自由国が成立する。しかし、コンゴの経営に行き詰まり莫大な負債を抱えたレオポルド2世は、事態を打開するため側近のレオン・ロムをコンゴに派遣し、ダイヤモンドの採掘を命じる。ロムはコンゴ奥地の部族と接触し、族長ムボンガと「ターザンと引き換えにダイヤを渡す」という契約を交わす。

父の名を継ぎグレイストーク卿となったジョン・クレイトンの元に、レオポルド2世からのコンゴ視察依頼が届く。視察を断るジョンに対し、アメリカ特使のウィリアムズは「コンゴで行われている奴隷労働の実態を暴きたい」と協力を持ちかける。コンゴ行きを承諾したジョンは妻ジェーンを連れてウィリアムズと共にコンゴを訪れ、ジェーンと出会った部族の村に到着する。しかし、そこでロムの率いる公安軍に襲撃され、ジェーンが連れ去られてしまう。ジョンとウィリアムズは部族の若者と共にロムを追いジャングルを横断する。途中で奴隷を輸送する列車を襲ったジョンたちは奴隷売買の帳簿を手に入れ、さらに、ロムが2万人の傭兵を雇いコンゴ全域の制圧を計画していることを知る。

部族の若者たちと別れたジョンとウィリアムズはジャングルの奥地に向かうと、そこではムボンガからダイヤを受け取ったロムが船に乗り込んだ後だった。かつて息子をジョンに殺されたムボンガは復讐を果たそうとジョンに襲いかかる。ジョンは育ての母ゴリラのカラをムボンガの息子に殺されたことを告げ、「やがてロムは君たちを皆殺しにやって来る」と語る。そこにジョンの兄弟ゴリラたちが現れ決闘が終了し、ジョンとウィリアムズはロムを追いボマ港に向かう。

ボマ港に到着したロムは、銀行家フラムが約束の傭兵を乗せた船団を引き連れ入港したことに安堵するが、ジョンが率いる動物たちに街を襲撃され公安軍が壊滅する。ロムはジェーンを囮にして船に乗り込み脱出するが、ウィリアムズの機関銃掃射を受け船が座礁する。ジェーンを救出したジョンは船に乗り込みロムへの復讐を果たし、船を爆破する。ダイヤが船ごと海に沈んだことを知ったフラムは船団と共に撤退する。

1890年、コンゴから帰還したウィリアムズは帳簿を元にレオポルド2世のコンゴ経営を弾劾する。それから1年後、ジョンとジェーンはコンゴの部族の村に滞在し、ジェーンの父が暮らしていた家で子供を出産する。


原作:Tarzan

監督:デヴィッド・イェーツ

公開:2016

上映時間:110

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ウルヴァリン samurai

X-MENウルヴァリンこと、ローガンが日本を舞台にしたお話。

海外のコミック映画としては、面白くX-MENシリーズの過去の話をする作品で、プロフェッサーとマグニュートの若かりし頃の話しは、面白かったので、興味ある作品。

 

 

1945年、日本の長崎にいたローガン(ウルヴァリン)は原爆の爆発から青年将校・ヤシダを身を挺して助けた。

最終決戦にて、ローガンは愛していた仲間のジーンを殺さなくてはいけなかった罪悪感とその悪夢に苛まれ、カナダの山奥に暮らしていた。そんな中、違う悲鳴を聞きつけ、下山すると、キャンプ客がクマに襲撃された跡を、見る。そして、その奥に弱っているクマに止めを刺す。街のバーでは、ある男が、クマに襲われそうになった武勇伝を語っていた。しかしそれは、山を歩いているとクマに遭遇し、毒で応戦して、ビビって止めを刺さずに逃げていた。毒に苦しんだクマは、キャンプ客を襲ったのだ。そのことに怒り、襲撃をするローガン。すると、ユキオという赤髪女性に止められる。そして、車内で助けてくれたヤシダが会いたがっていると告げる。

 

日本の大企業グループ「矢志田産業」の総裁となっていたヤシダは、部下の女性ユキオを使ってローガンを日本に招待する。老衰により病弱したヤシダは「助けてもらったお礼にローガンを不老不死の生き地獄から解放する」と告げる。その夜、ローガン、悪夢にうなされながら、女医に何かを仕込まれる。目覚めて困惑する中、ヤシダが死去する。

 

 

葬儀の中、ヤクザ軍団の襲撃を受けるヤシダの孫娘のマリコを守って、東京から長崎へ逃避行する。そして、愛し合う関係になった。しかし、次の日にヤクザに奪い去られてしまう。

 

マリコをさらったのは、父、シンゲンだった。シンゲンはヤシダの財力を掌握をするために、後継者として選ばれた、マリコが必要だった。しかし、ハラダと女医のヴァイパーが忍びを引き連れて、屋敷を襲撃。マリコを拐い。シンゲンを重症に追い込む。

ユキオの協力のもと、屋敷に入り込み、レントゲンを使ってヴァイパーに仕込まれた機会を取り外そうとするが、シンゲンが襲撃する。機械を取り外すが、意識を失う。ユキオはシンゲンに倒され、止めを刺すがローガンによって止められる。その後ローガンVSシンゲンとなり、徐々に回復力を取り戻しシンゲンを倒すが、止めを刺さずに立ち去ろうとするが、不意打ちを仕掛けた為、止めを刺す。

マリコ救出に満身創痍の体で挑むウルヴァリンの前に、弓の名手ハラダ率いる忍者軍団がローガンを捉える。捉えられたローガンの前に、ヴァイパーが現れる事に、怒り刃の爪を出す。しかしヴァイパーは、それを待っていたかのように、爪を固定。そしてパワードスーツ「シルバーサムライ」が。そこにユキオとマリコが助けに入り、戦闘になる。

ハラダマリコの説得により、襲いかかるヴァイパーから助ける。しかし、ヴァイパー脱皮をして、生きていた。

シルバーサムライがローガンの片腕の爪を切り裂く。悶えるローガンにヴァイパーが襲うが、ユキオが助ける。ハラダが助けにかかるが、返り討ちに合う。そして、シルバーサムライの首を切る。シルバーサムライとローガンは建物から落ちるが、シルバーサムライがローガンを助けながら、もう片方の爪を切断。そして両爪の跡にドリルを打ち込み、不死の力を吸い取る。そこに不死の力で若返ったヤシダが姿を現す。その頃、ユキオとヴァイパーの戦いは、切れたEVのワイヤーをヴァイパーの首に巻きつけて、宙吊りになりながら、滑車で降りてきた重りと激突。

不死の力を手に入れた、ヤシダだが、マリコが邪魔をする。そして、ローガンにドドメを刺されて落下、爆発。マリコと別れて、ユキオと旅立つ。

全てを終えた2年後、空港でローガンの前にあるプロフェッサーとマグニュートの2人組が現れる。

 

感じなのだが、舞台は日本の割には、中国の街並みが至る所で映るのが、日本人としては残念だった。そして俳優も主に有名なのは、シンゲン役の真田広之。と言う感じ。SFや洋画の異能力の激しさが、邦画の地味な渋さが混ざったのか無く残念だった。そして、任侠もののチャンバラ劇感が、少し面白さをなくす展開のように感じた作品だった。


原作:「Wolverine」

監督:ジェームズ・マンゴールド

製作:2013年

上映時間:126

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ダンブルドアの秘密

茶店ダンブルドアはグリンデルバルトと出くわす。

そんな中ニュートは、山の中で幻獣の出産に立ち会うも突如の敵襲に子供は奪われ母も殺されるも、子供は双子だった。

襲撃はグリーデルだった。グリンデルバルトはその子供を殺し未来視を得る。


クイにーと別れることになり落ち込むジェイコブや兄のテセウスと共に選挙戦真っ只中のベルリンへ、しかしベルリンは敵の手によりテセウスが捕まる。

グリンデルバルトが代表候補で選挙!ジェイコブはクイニーへ暴走!ニュートがサソリとダンス?ダンブルドアvsグリーデル

リーデルダンブルドアとしての謎、そしてグリンデルバルトに対抗するために、寄せ集めのデコボコチームを結成!魔法界と人間界の支配を企む黒い魔法使いグリンデルバルトに立ち向かう!ダンブルドアの5つのトランクに隠された「秘密の作戦」が・・・!


前作までグリンデルバルトを演じたジョニー・デップが裁判で敗訴となった影響で降板したために、グリンデルバルトを演じられなくなったことは、個人的にショックでもあったが、ローグワンで主人公の父親でデススターの開発者やドクターストレンジで敵のカエシリウスなどを演じたマッツ・ミケルセンが演じた。

ダンブルドアの戦闘が今作のメイン戦闘だが、グリンデルバルトが失敗すると逃げるのは物足りなさも感じられる。

次回にグリンデルバルトの無双を期待。


製作:2022年

上映時間:143年

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